レッスン 3: 新しい計算フィールドへの既存のフィルタの適用 (レポート ビルダ 1.0)
前のレッスンでは、式を変更し、エンティティにフィルタを適用してから、それを新しい計算フィールドとして保存しました。このレッスンでは、別の計算フィールドを作成し、この新たなフィールドに既存のフィルタを適用します。
新しい計算フィールドに既存のフィルタを適用するには
[エンティティ] ボックスで [Sales] をクリックします。
[フィールド] ボックスで、[Sum Order Qty] をダブルクリックします。
デザイン領域で、[Sum Order Qty] 列のセル 0 を右クリックし、[式の編集] をクリックします。
[式の定義] ダイアログ ボックスが表示されます。
[各 Product の式] 領域で、[Sum Order Qty] をダブルクリックします。
式が展開され、式のパスが表示されます。
['Sum Order Qty' の展開された式] ボックスで、Sales エンティティの [フィルタが適用されていません] をクリックし、[既存のフィルタの使用] をポイントして、[Order Date in last 2 years] をクリックします。
このフィルタを適用することによって、過去 2 年間に注文した合計数量が品目ごとに表示されます。
計算フィールドの名前を変更して保存するには
[式の定義] ダイアログ ボックスで、[この式を新しい Product フィールドとして保存します] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。
[新しいフィールド名] ダイアログ ボックスが表示されます。
「Total Qty in Last 2 Years」と入力します。
[OK] をクリックします。
デザイン領域で、Sum Order Qty フィールドの名前が変更されていることを確認します。Product エンティティを選択すると、フィールドの一覧に新しい計算フィールドが表示されます。
これで、式にフィルタが適用され、レポートに計算フィールドが保存されました。次のレッスンでは、レポート全体にフィルタを適用します。詳細については、「レッスン 4: レポート全体へのフィルタの適用 (レポート ビルダ 1.0)」を参照してください。