株価チャート
株価チャートは、各データ ポイントに最大 4 つの値を使用する、財務データや科学的データ向けに特別にデザインされています。これらの値は、金融株価データをプロットする際に使用される、高値、安値、始値、終値に対応しています。この種類のグラフでは、マーカーを使用して始値と終値を表示します。マーカーは、通常、線または三角形です。次の例では、始値が左側のマーカーで示され、終値が右側のマーカーで示されています。
種類
- ローソク足 : ローソク足チャートは、特殊な形式の株価チャートです。このチャートでは、四角形を使用して、始値から終値までの範囲が示されます。株価チャートと同様、ローソク足チャートでは、各データ ポイントに最大 4 つの値を表示することができます。
株価チャートのデータに関する注意点
年間の株価の動向など、多数の株価データ ポイントを表示する場合、各データ ポイントの始値、終値、高値、安値をそれぞれ区別することは困難です。この場合は、株価チャートの代わりに折れ線グラフの使用を検討してください。
軸ラベルが生成されると、通常、ラベル付けは 0 から始まります。一般に、株価は、他のデータセットと同じようには変動しません。このため、データを見やすくする目的で、必要に応じて軸ラベルが 0 から始まらないようにします。これを行うには、[軸のプロパティ] ダイアログ ボックスまたは [プロパティ] ウィンドウで、IncludeZero を False に設定します。グラフの軸ラベルを作成する方法の詳細については、「グラフの軸ラベルの書式設定」を参照してください。
Reporting Services には、価格指標、相対力指数、MACD など、株価チャートで使用する多くの計算式が用意されています。
関連項目