次の方法で共有

  • [アーティクル]

レッスン 2 : 行グループと列グループを含むマトリックス データ領域の追加

データセットを定義したら、レポート レイアウトの定義を開始できます。マトリックス データ領域をデザイン画面にドラッグし、集計するフィールドを追加し、グループ化するフィールドをグループ化ペインに追加します。

マトリックス データ領域、行グループと列グループ、およびフィールドをレポート レイアウトに追加するには

  1. [デザイン] タブをクリックします。

  2. [ツールボックス] で [マトリックス] をクリックし、次にデザイン画面をクリックします。レポート デザイナによって、2 つの行と 2 つの列を含むマトリックス データ領域が追加されます。マトリックスの左端がクリックした場所に配置されます。

  3. レポート データ ペインで Sales データセットを展開して、フィールドを表示します。

    注意注意

    レポート データ ペインが表示されていない場合は、[表示] メニューの [レポート データ] をクリックします。

  4. レポート データ ペインから、[行] と表示されているマトリックス セルに [Category] フィールドをドラッグします。

    このフィールドをセルにドロップすると、次の処理が行われます。

    • フィールド名が、[Category] のように角かっこで囲まれてセルに表示されます。これを、フィールド式といいます。

    • 列ヘッダーの値として、フィールドの名前が表示されます。

    • セルの隣の行ハンドル内に、この行がグループに関連付けられていることを示す角かっこが表示されます。

    • グループ化ペインに、行グループ Category が表示されます。

  5. レポート データ ペインから、[列] と表示されているマトリックス セルに [Geography] フィールドをドラッグします。

    列ハンドルに列グループの角かっこが表示され、列グループ ペインに列グループ Geography が表示されます。

  6. [LineTotal] フィールドを、[データ] というテキストが表示されているマトリックス セルにドラッグします。

    LineTotal は、データセット内の数値フィールドを表します。セルに、集計式 [Sum(LineTotal)] が表示されます。

入れ子になった行グループを追加するには

  • レポート データ ペインから行グループ ペインに [Subcat] フィールドをドラッグし、Category グループの下にドロップします。

    このフィールドを行グループ ペインにドロップすると、次の処理が行われます。

    • 行グループ ペインで、親グループである Category の下にインデントされた状態で、新しいグループ Subcat が表示されます。これは、入れ子になった親子リレーションシップを示しています。

    • マトリックスの Category 列と Geography 列の間に新しい列が追加されます。2 行目のセルに、グループ化するフィールド名 [Subcat] が表示されます。

    • 列ヘッダー セルに、このフィールドの名前が表示されます。

    • 2 行目の行ハンドル内に、入れ子になった 2 つの角かっこが表示されます。これは、この行が、入れ子になった 2 つのグループに関連付けられていることを示します。

入れ子になった列グループを追加するには

  • レポート データ ペインから列グループ ペインに [CountryRegion] フィールドをドラッグし、Geography グループの下にドロップします。

    このフィールドを列グループ ペインにドロップすると、次の処理が行われます。

    • 列グループ ペインで、親グループ Geography の下に新しいグループ CountryRegion が表示されます。

    • 新しい行が、マトリックスの Geography 行とデータ行の間に追加されます。2 行目 3 列目の入れ子になった列のヘッダーに、グループ化するフィールド名 [CountryRegion] が表示されます。

    • 3 列目の列ハンドル内に、入れ子になった 2 つの角かっこが表示されます。これは、この列が、入れ子になった 2 つのグループに関連付けられていることを示します。

隣接する列グループを追加するには

  1. 列グループ ペインで、Geography を右クリックし、[グループの追加] をポイントし、[後に隣接] をクリックします。[Tablix のグループ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [グループ化] のドロップダウン リストから [Year] を選択します。

    [OK] をクリックします。 このグループを作成するとき、次の処理が行われます。

    • 既定の名前 Group1 を持つグループが、Geography グループに関連する隣接グループとして列グループ ペインに表示されます。

    • 新しい列が Geography/CountryRegion 列の後に追加されます。この新しい列には、Year のグループ値が表示されます。

  3. [Sum(LineTotal)] を含んでいるセルを右クリックし、[コピー] をクリックします。

  4. Year 列の隣接するセルを右クリックし、[貼り付け] をクリックします。これにより、[Year] に基づいて、列グループの集計式 [Sum(LineTotal)] が追加されます。

  5. (省略化) レポートをプレビューします。

    レポートには、カテゴリ別、サブカテゴリ別、地理別、国/地域別、および年別に分類された、書式設定されていない値が表示されます。

次の作業

これで、行グループを含むマトリックス データ領域が Category に追加され、入れ子になった列グループが Geography と CountryRegion に追加され、隣接するグループが Year に追加されました。次に、合計を追加し、マトリックスを書式設定します。「レッスン 3 : マトリックスの書式設定と合計の追加」を参照してください。