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参照変換のアップグレード

SQL Server 2008 Integration Services (SSIS) は、SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) で使用可能なキャッシュの種類とデータ出力オプションをサポートします。キャッシュおよびデータ出力の詳細については、「参照変換」を参照してください。

SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) で使用可能なキャッシュの種類は、完全キャッシュ、部分キャッシュ、およびキャッシュなしです。SQL Server 2008 Integration Services (SSIS) では、これらのいずれかの種類のキャッシュを使用するように参照変換を構成できます。部分キャッシュまたはキャッシュなしを実装する方法の詳細については、「キャッシュなしのモードまたは部分キャッシュ モードの参照を実装する方法」を参照してください。完全キャッシュを実装する方法の詳細については、「キャッシュ接続マネージャを使用してフル キャッシュ モードの参照変換を実装する方法」および「OLE DB 接続マネージャを使用してフル キャッシュ モードの参照変換を実装する方法」を参照してください。

SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) では、参照変換は 1 つの入力、1 つの出力、および 1 つのエラー出力になっていました。参照データセットに一致するエントリがある入力の行は、出力で処理されていました。一致するエントリがない入力の行はエラーとして処理され、エラー出力にリダイレクトされていました。SQL Server 2008 Integration Services (SSIS) では、参照変換は 2 つの出力 (一致する出力と一致しない出力) になります。

既定では、SQL Server 2005 で作成された参照変換を実行すると、SQL Server 2008 Integration Services (SSIS) では一致するエントリのない行はエラーとして処理され、その行はエラー出力にリダイレクトできます。行をエラーではないものとして処理し、それらの行を、一致しない出力にリダイレクトするように参照変換を構成することもできます。

詳細については、「[参照変換エディタ] ([全般] ページ)」を参照してください。

関連項目

概念