データセット クエリのクエリ デザイナを開く方法 (レポート ビルダ 2.0)
クエリ デザイナを使用すると、レポート データセットのデータ ソースから取得するデータを指定するためのクエリを作成できます。レポート ビルダ 2.0 では、データ ソースの種類 (たとえば Microsoft SQL Server や Microsoft SQL Server Analysis Services など) ごとにクエリ デザイナが提供されます。データ ソースに対するデータセット クエリを作成すると、対象が埋め込みデータ ソースであるか共有データ ソース参照であるかに関係なく、データ ソースの種類に関連付けられているクエリ デザイナが開きます。
データ ソースの種類によってはグラフィカルなクエリ デザイナとテキスト ベースのクエリ デザイナの両方がサポートされます。複数のデザイナがサポートされる場合、クエリ デザイナ ツール バーの [テキストとして編集] をクリックすることでそれらを切り替えることができます。ただし、クエリ テキストを編集してからグラフィカル クエリ デザイナに切り替える動作は、ほとんどのデザイナでサポートされていません。詳細については、「クエリ デザイナとデータ ソース (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。
データセットを作成した後は、レポート データ ペインを使用すると、クエリおよびクエリ パラメータで指定されている、フィールド コレクションおよび自動生成されたレポート パラメータを表示できます。
クエリ デザイナを開くには
レポート データ ペインでデータ ソースを右クリックし、[データセットの追加] をクリックします。
[名前] で、[名前] ボックスにデータセットの名前を入力するか、既定値をそのまま使用します。
注意 データセット名は、レポート内部で使用されます。判断がつきやすいように、データセットには、クエリが返すデータがわかるような名前を付けることをお勧めします。
[データ ソース] で、手順 1. で選択したデータ ソースの名前が表示されていることを確認するか、[新規作成] をクリックして新しいデータ ソースを作成します。
[クエリの種類] で、有効なオプションを選択します。オプションは、データ ソースの種類によって異なります。
Text : クエリ ペインにクエリを入力するか、[クエリ デザイナ] ボタンをクリックします。クエリは、データ ソースの種類に対応するクエリ言語で記述する必要があります。たとえば、データ ソースの種類が Microsoft SQL Server の場合は、Transact-SQL を使用します。
Table : データ ソースの種類が OLE DB および ODBC の場合にのみサポートされます。一覧からテーブルを選択します。結果として、テーブル内のすべての列が返されます。たとえば、SQL Server データベース内の Sales.Customer という名前のテーブルを使用する場合、SELECT * FROM Sales.Customer という Transact-SQL ステートメントを実行することと同じです。
StoredProcedure : 一覧からストアド プロシージャまたはユーザー定義関数を選択します。
手順 4. で [クエリ デザイナ] をクリックした場合、クエリ デザイナが開きます。ここでは、手順 1. で選択したデータ ソースの種類に関連付けられている既定のクエリ デザイナが開きます。このデータ ソースの種類に対して複数のクエリ デザイナ、または 1 つのクエリ デザイナでも複数のモードがサポートされている場合は、グラフィカルなデザイナとテキスト ベースのデザイナを切り替えることができます。次回この種類のデータ ソースに対してクエリ デザイナを開いたときは、今回の選択が反映されます。クエリ デザイナの使用方法の詳細については、「クエリ デザイナ (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。
クエリのデザインが終了したら、[OK] をクリックします。
(省略可) クエリによって作成されたフィールド コレクションを表示するには、[データセットのプロパティ] ダイアログ ボックスで [フィールド] をクリックします。
クエリで指定されたクエリ パラメータを表示するには、[パラメータ] をクリックします。
クエリ パラメータに対して自動的に生成されたレポート パラメータを表示するには、[データセットのプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じ、レポート データ ペインの [パラメータ] ノードを展開します。