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データセットを作成する方法 (レポート ビルダ 2.0)

Reporting Services では、データセットは既存のデータ ソースに基づいています。データセットは、クエリ、クエリ パラメータ、フィルタ、およびフィールド コレクションを指定します。これに加え、データ ソースから取得されるデータに対して、大文字と小文字の区別、照合順序、かなの区別、文字列の幅、アクセントなどのオプションを指定できます。詳細については、「レポート データセットについて (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

データセットを作成するには、埋め込みデータ ソースまたは共有データ ソースが定義されている必要があります。詳細については、「データ ソースの作成 (レポート ビルダ 2.0)」および「埋め込みデータ ソースと共有データ ソース (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。選択したデータ ソースの種類によって、クエリの種類やクエリ デザイナなど、データセットで使用できるオプションの一部が決まります。特定の種類のデータ ソースに対するデータセットの作成の詳細については、次のトピックを参照してください。

データセットを作成するには

  1. レポート データ ペインでデータ ソース名を右クリックし、[データセットの追加] をクリックします。[データセットのプロパティ] ダイアログ ボックスの [クエリ] ページが表示されます。

  2. [名前] にデータセットの名前を入力するか、既定の名前をそのまま使用します。

    注意注意

    データセット名は、レポート内部で使用されます。判断がつきやすいように、データセットには、クエリが返すデータがわかるような名前を付けることをお勧めします。

  3. [データ ソース] で既存の共有データ ソースの名前を選択するか、[新規作成] をクリックして新しい埋め込みデータ ソースを作成します。

  4. [クエリの種類] オプションを選択します。オプションはデータ ソースの種類によって異なります。

    • データ ソースのクエリ言語を使用したクエリを作成するには、[Text] を選択します。

    • リレーショナル データベース テーブルのすべてのフィールドを取得するには、[Table] を選択します。

    • 名前を指定してストアド プロシージャを実行するには、[ストアド プロシージャ] を選択します。

  5. [クエリ] には、クエリ、ストアド プロシージャ、またはテーブル名を入力します。あるいは、[クエリ デザイナ] をクリックしてグラフィカルまたはテキストベースのクエリ デザイナ ツールを開くか、[インポート] をクリックして既存のレポートからクエリをインポートします。

    ただし、データ ソースでクエリを実行することによってしか、クエリによって指定されたフィールド コレクションを決定できない場合もあります。たとえば、ストアド プロシージャは結果セットのフィールドの変数セットを返す場合があります。[フィールドの更新] をクリックしてデータ ソースでクエリを実行し、レポート データ ペインのデータセット フィールド コレクションを設定するのに必要なフィールド名を取得します。[データセットのプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じると、フィールド コレクションがデータセット ノードの下に表示されます。

  6. [タイムアウト] には、レポート サーバーがデータベースからの応答を待機する秒数を入力します。既定値は 0 秒です。クエリ タイムアウト値が 0 秒の場合は、クエリはタイムアウトしません。

  7. [OK] をクリックします。

    データセットとそのフィールド コレクションがレポート データ ペインのデータ ソース ノードの下に表示されます。