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モデルに基づいたレポート内のデータのフィルタ処理 (レポート ビルダ 2.0)

レポート モデルをデータ ソースとして使用するレポートでは、フィルタを使用して、レポートに表示するデータを必要なデータだけに限定できます。たとえば、1 月、2 月、および 3 月の売上高を表示するレポートを実行したいとします。総売上高を一覧にしたレポートを作成してから販売月別に分類することもできますが、必要な売上情報を探すには、何百ページものレポートを調べなければならない可能性があります。1 月、2 月、および 3 月を指定したフィルタを適用すると、これらの月の売上だけが返されます。

レポート ビルダ 2.0 で使用するフィルタとは、データ ソース レベルでデータに適用する条件のセットです。したがって、これらの条件を満たしているデータのみがレポートに含められます。

レポート モデル データ ソースのフィルタ処理は、他の種類のデータ ソースのフィルタ処理とは異なります。表示されるクエリ デザイナ、機能、およびダイアログ ボックスは、他の種類のデータ ソースのデータをフィルタ処理する際に操作し慣れているクエリ デザイナやダイアログ ボックスとは異なります。

レポート モデルの作成および配置の詳細については、SQL Server オンライン ブックの「モデルの処理」を参照してください。

このセクションの内容

トピック

内容

フィルタ条件の操作 (レポート ビルダ 2.0)

フィルタ条件で使用するフィールドを選択する方法について説明します。

フィルタ条件に使用する比較演算子の選択 (レポート ビルダ 2.0)

条件内および条件間で使用できる比較演算子について説明します。

フィルタ条件の指定 (レポート ビルダ 2.0)

フィルタに使用できる条件と、値の指定方法について説明します。

フィルタ条件のグループ化 (レポート ビルダ 2.0)

フィルタ条件をグループ化し、あるフィルタ条件グループを別のフィルタ条件グループに含めて入れ子構造にする方法について説明します。