登録済みサーバーを使用した要求時評価の実行
登録済みサーバーを使用すると、1 つ以上の SQL Server インスタンスに対してベスト プラクティス ポリシーの要求時評価を実行できます。ローカル サーバー グループを使用することも、中央管理サーバーを使用することもできます。
注意 |
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ベスト プラクティス ポリシーの要求時評価は、SQL Server 2000 以降のバージョンの SQL Server を実行しているサーバー グループ メンバに対して実行できますが、SQL Server 2005 や SQL Server 2000 ではサポートされていないプロパティがポリシーで参照されていると、例外エラーが返されます。 |
必要条件
この作業を実行するには、登録済みサーバーで 1 つ以上のサーバー登録が構成されている必要があります。詳細については、次の各トピックを参照してください。
サーバー グループに対してベスト プラクティス ポリシーを評価するには
SQL Server Management Studio で、[表示] メニューの [登録済みサーバー] をクリックします。
[データベース エンジン] を展開し、現在の構成に応じて [ローカル サーバー グループ] または [中央管理サーバー] を展開します。
以下のいずれかを実行します。
ローカル サーバー グループまたは中央管理サーバーによって管理されているすべてのサーバーに対してポリシーを評価するには、ローカル サーバー グループ名または中央管理サーバー名を右クリックして [ポリシーの評価] をクリックします。
注意中央管理サーバーを使用してポリシーを評価する場合、中央管理サーバー自体に対する評価は行われません。
特定のサーバーまたはサーバー グループに対してポリシーを評価するには、[ローカル サーバー グループ] または中央管理サーバー名を展開し、ポリシーを評価するサーバーまたはサーバー グループを右クリックして [ポリシーの評価] をクリックします。
[ポリシーの評価] ダイアログ ボックスで、[ソース] ボックスの横にある参照ボタン ([…]) をクリックします。
[ソースの選択] ダイアログ ボックスで、評価するポリシー ファイルのソースとして [ファイル] または [サーバー] を選択します。[サーバー] をクリックすると、以前にローカル サーバーやリモート サーバーのポリシー ベースの管理にインポートしたベスト プラクティス ポリシーの要求時評価を実行できます。このチュートリアルでは、[ファイル] をクリックして、評価するポリシー ファイルを個別に選択します。その場合は、次の手順を実行します。
[ファイル] をクリックします。
[ファイル] の横にある参照ボタン ([...]) をクリックします。
評価する .xml ポリシー ファイルを 1 つ以上選択し、[開く] をクリックします。
選択したファイルが [ファイル] ボックスに表示されます。
[ソースの選択] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
[ポリシーを読み込んでいます] ダイアログ ボックスが表示されたら、[閉じる] をクリックします。
選択したポリシーが [ポリシーの選択] ページに表示されます。ポリシーの横に表示される警告アイコンは、そのポリシーにスクリプトが含まれていることを示します。
[評価] をクリックしてポリシーを評価します。
ポリシー ベースの管理では、一部のポリシー エラーについて、直ちに対象を修正してポリシーに準拠するようにできます。そのようなエラーでは、失敗したポリシーの横にチェック ボックスが表示されます。そのチェック ボックスをオンにするか、失敗したポリシーを含む行をクリックすると、[対象の詳細] ペインで、評価に失敗した対象インスタンスの横にチェック ボックスが表示されます。それらのチェック ボックスをオンにすると、[適用] ボタンを使用できるようになります。[適用] をクリックすると、選択した対象インスタンスでポリシーに準拠していない設定が自動的に更新されます。
注意対象インスタンスを自動的に更新するのは、ポリシーの設定をよく理解してからにしてください。チェック ボックスをオンにしたら、変更を適用する前に、[スクリプト] をクリックして出力場所を選択し、基になる Transact-SQL コードを確認することをお勧めします。
ポリシーの詳細な結果を表示するには、[結果] テーブルでポリシーをクリックします。[対象の詳細] テーブルに各インスタンスの詳細が表示されます。