キャッシュを事前に読み込む方法 (レポート マネージャ)
パラメータ化されたレポートのインスタンスをキャッシュに事前に読み込むには、データ ドリブン サブスクリプションを使用します。詳細については、「Reporting Services でのレポートのキャッシュ」を参照してください。
ユーザー固有のレポートでキャッシュを事前に読み込むには
レポート マネージャで [コンテンツ] ページに移動し、サブスクリプションを作成するレポートに移動します。
注意 データ ドリブン サブスクリプションを作成するには、保存されている資格情報を使用するか、資格情報を使用しないようにレポートを構成する必要があります。
レポートをクリックし、[サブスクリプション] タブをクリックして、[新しいデータ ドリブン サブスクリプション] をクリックします。
必要に応じて、サブスクリプションの説明を入力します。
[受信者への通知方法を指定します。] の一覧から、[NULL 配信プロバイダ] を選択します。
データ ソースの種類を指定し、[次へ] をクリックしてデータ ソースを構成します。
サブスクライバ データが格納されているデータ ソースへのアクセスに使用する接続の種類、接続文字列、および資格情報を指定します。次に、Subscribers という SQL Server データベースへの接続に使用する接続文字列の例を示します。
data source=<servername>; initial catalog=Subscribers
[次へ] をクリックします。
サブスクライバ データを取得するクエリまたはコマンドを指定します。必要に応じて、処理に時間のかかるクエリのタイムアウト値を増やします。以下に例を示します。
Select * from UserInfo
[検証] をクリックします。クエリを検証してから続行する必要があります。"クエリは正常に検証されました。" というメッセージが表示されたら、[次へ] をクリックします。
NULL 配信プロバイダの配信拡張機能設定を構成することはできないので、[次へ] をクリックします。
サブスクリプションに対するレポートのパラメータ値を指定し、[次へ] をクリックします。
サブスクリプションをいつ処理するかを指定します。[レポート サーバーでのレポート データの更新時] は選択しないでください。この設定はスナップショットにのみ使用します。既存のスケジュールを使用する場合は、[共有スケジュールで実行する] を選択してください。
カスタム スケジュールを作成する場合は、[このサブスクリプション用に作成されたスケジュールで実行します] をクリックし、[次へ] をクリックします。スケジュールを構成し、[完了] をクリックします。
注意 サブスクライバが最新のレポートを受け取るには、構成するスケジュールが、サブスクライバに対して定義したレポート配信スケジュールと一致する必要があります。詳細については、「Reporting Services でのレポートのキャッシュ」を参照してください。
以下のように、レポートの実行オプションを構成します。レポート ページで、[プロパティ] タブをクリックします。
左フレームの [実行] タブをクリックします。
このページで、[最新データを使用して、このレポートを表示する] を選択します。
次の 2 つのキャッシュ オプションのいずれかを選択し、以下のように有効期限を構成します。
キャッシュされたコピーが、特定の期間が過ぎた後で有効期限が切れるようにするには、[レポートの一時コピーをキャッシュします。レポートのコピーの有効期限は数分後に切れます。] をクリックします。レポートの有効期限を分単位で入力します。
キャッシュされたコピーが、スケジュールに基づいて有効期限が切れるようにするには、[レポートの一時コピーをキャッシュします。次のスケジュールでレポートのコピーの有効期限は切れます。] をクリックします。[構成] をクリックするか、共有スケジュールを選択して、レポートの有効期限をスケジュールします。
[適用] をクリックします。