レポートでのデータのフィルタ処理
Reporting Services では、レポート データを取得する前または後に、レポート データをフィルタ処理できます。レポート データはレポート内のデータセットのセットです。取得前にデータをフィルタ処理するには、各データセットのクエリを変更します。クエリのデータをフィルタ処理する場合は、データ ソースでデータをフィルタ処理すると、レポート データの取得と処理に必要なデータ量を低減できます。取得後にデータをフィルタ処理するには、レポートにフィルタ式を作成します。データセット、データ領域、または詳細グループをはじめとするグループに対してフィルタ式を設定できます。フィルタ式にパラメータを含めることもできるため、レポートの表示ユーザーを識別する値に基づいてフィルタ処理するなど、特定の値または特定ユーザーのデータをフィルタ処理する手段が得られます。
データをフィルタ処理するパラメータを含めると、パブリッシュされたレポートに指定できる追加オプションが得られます。
[リンク レポート] さまざまな対象ユーザー用に事前に設定されたパラメータ値でリンク レポートを作成できます。詳細については、「パラメータを使用した他のレポートへの接続」を参照してください。
[レポート サブスクリプション] パブリッシュされたレポートのサブスクリプションに対するパラメータ値または他の条件を指定できます。詳細については、「サブスクリプションと配信 (Reporting Services)」を参照してください。
[URL アクセス] URL アクセスを使用してパラメータ値を指定できます。詳細については、「URL でのパラメータ プレフィックスの使用」を参照してください。
使用する方法は、データ ソースの機能、パフォーマンス要件、およびレポートのパブリッシュ後に予定するレポート表示方法によって異なります。
システム ストアド プロシージャのカテゴリ
ソースでのレポート データのフィルタ処理
レポート データを取得する前のデータ ソースにおけるデータセットのデータのフィルタ処理について説明します。レポートでのレポート データのフィルタ処理
データ ソースから取得した後のレポートにおけるデータのフィルタ処理について説明します。モデルに基づいたレポート内のデータのフィルタ処理
レポート モデルをデータ ソースとして使用するレポートにおけるデータのフィルタ処理について説明します。フィルタ式の例 (Reporting Services)
さまざまな種類のフィルタ式の例を示します。