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マイニング構造の列プロパティの設定

データ マイニング デザイナの [マイニング構造] タブを使用すると、マイニング構造のプロパティと、そのマイニング構造に関連付けられた列および入れ子になったテーブルのプロパティを調整できます。このタブで設定したプロパティは、その構造に関連付けられている各マイニング モデルに反映されます。

注意注意

マイニング構造のプロパティ値を変更した場合は、変更したのが名前や説明などのメタデータであっても、モデルの表示またはクエリを実行する前に、マイニング構造とそのモデルを再処理する必要があります。

マイニング構造とマイニング構造列のプロパティ

次の表では、マイニング構造とマイニング構造列に対して [マイニング構造] タブで表示または構成できる、データ マイニング固有のプロパティについて説明します。これらのプロパティを表示または構成するには、ツリー ビュー内のアイテムを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

構造のプロパティを表示するには、マイニング構造の見出しをクリックします。

列または入れ子になったテーブルのプロパティを表示するには、列名をクリックします。

マイニング構造のプロパティ

プロパティ

説明

CacheMode

トレーニングに使用したケースを、トレーニングの完了後にキャッシュするか破棄するかを指定します。

注意注意
ドリルスルーおよび提示データを有効にするには、このプロパティを KeepTrainingCases に設定する必要があります。

Collation

列の既定の照合順序を指定します。照合順序を指定しない場合、サーバーの照合順序が使用されます。

Description

マイニング構造について説明します。構造のデータの目的と構成について説明することをお勧めします。

ErrorConfiguration (既定)

特別なエラー処理が行われる場合のオプションを指定します。

HoldoutMaxCases

テスト データセットとして予約できる構造ケースの最大数を指定します。HoldoutMaxCasesHoldoutPercent の両方に値を指定すると、それらの条件が結合されます。

注意注意
このプロパティを設定するには、CacheMode を KeepTrainingCases に設定する必要があります。

HoldoutPercent

テスト データセットとして予約する構造ケースの割合を指定します。HoldoutMaxCasesHoldoutPercent の両方に値を指定すると、それらの条件が結合されます。

注意注意
このプロパティを設定するには、CacheMode を KeepTrainingCases に設定する必要があります。

HoldoutSeed

提示されたテスト セットのパーティション分割を初期化するシードを指定して、テスト データセットを確実に再作成できるようにします。

注意注意
このプロパティを設定するには、CacheMode を KeepTrainingCases に設定する必要があります。

ID

マイニング構造の一意識別子を表示します。

マイニング構造の作成時に構造に割り当てた名前が、ID として使用されます。その後 Name プロパティに新しい値を入力して名前を変更した場合、新しい名前は別名としてのみ使用され、ID は変化しません。

Language

マイニング構造内のキャプションの言語を指定します。

Name

マイニング構造の名前または別名を指定します。

Name プロパティの値を変更した場合、新しい名前はキャプションまたは別名としてのみ使用されます。マイニング構造の識別子は変化しません。

Source

データ ソースの名前と種類を表示します。

マイニング構造列のプロパティ

プロパティ

説明

ClassifiedColumns

分類列が示す列を指定します。

Content

列のコンテンツの種類です。

Description

列を説明します。列の説明では、列データの派生方法やデータ マイニング用の変更について情報を提供することをお勧めします。

DiscretizationBucketCount

離散化列のバケットの数を表示します。

コンテンツの種類が Discretized に設定されている場合にのみ有効です。

このプロパティは読み取り専用です。

DiscretizationMethod

列の離散化に使用されたメソッドを表示します。

コンテンツの種類が Discretized に設定されている場合にのみ有効です。

このプロパティは読み取り専用です。

Distribution

列のコンテンツの分布を指定します。

ID

列の識別子を表示します。

列の Name プロパティの値を変更しても、ID プロパティの値には影響を与えません。

IsKey

列がキー列であるかどうかを示します。

KeyColumns

キーであるか、属性のキーの一部である列の定義を含みます。

ModelingFlags

アルゴリズムによって使用可能になる追加のパラメータを設定します。

Name

列の名前です。

NameColumn

親要素の名前を指定する列を示します。

Source

列のソースを表示します。

リレーショナル データ ソースの場合、値は常に (なし) です。

OLAP キューブに基づく構造の場合、値は、入れ子になったテーブルのソースとして使用するスライスを定義する MDX ステートメントです。

SourceMeasureGroup

メジャー グループのソースを表示します。

リレーショナル データ ソースの場合、値は常に (なし) です。

OLAP キューブに基づく構造の場合、値は、入れ子になったテーブルのソースとして使用するスライスを定義する MDX ステートメントです。

Type

列のコンテンツのデータ型です。

これらのプロパティの詳細については、「マイニング構造列」および「オブジェクト (ASSL)」を参照してください。