システム テーブル (Transact-SQL)

このセクションでは、SQL Server 内のシステム テーブルについて説明します。

ユーザーはシステム テーブルを直接変更しないでください。たとえば、システム テーブルを DELETE、UPDATE、INSERT ステートメント、またはユーザー定義のトリガで変更しないでください。

システム テーブル内の列で、このドキュメントに記載されている列の参照は許可されています。ただし、システム テーブルの列の多くは記載されていません。この記載されていない列を直接照会するアプリケーションは作成しないでください。代わりに、システム テーブル内に保存されている情報を取得するには、アプリケーションでは次のコンポーネントのいずれかを使用します。

  • システム ストアド プロシージャ

  • Transact-SQL ステートメントおよび関数

  • SQL Server 管理オブジェクト (SMO)

  • レプリケーション管理オブジェクト (RMO)

  • データベース API カタログ関数

これらのコンポーネントは、SQL Server からシステム情報を取得するための公開された API を構成します。Microsoft では、リリース間でのこれらのコンポーネントの互換性を維持しています。システム テーブルの形式は、SQL Server の内部アーキテクチャに依存し、リリースごとに変化する可能性があります。このため、ドキュメントに記載されていないシステム テーブルの列に直接アクセスするアプリケーションを作成すると、SQL Server の最新バージョンにアクセスするために変更を余儀なくされることがあります。

このセクションのトピック

システム テーブルのトピックは、次の機能別に編成されています。

このセクションには、SQL Server 2000 内のシステム テーブルを SQL Server 内のシステム ビューにマッピングする方法を説明するトピックも含まれています。詳細については、「システム テーブルのシステム ビューへのマッピング (Transact-SQL)」を参照してください。