[インデックスの再構築タスク] (メンテナンス プラン)
[インデックスの再構築タスク] ダイアログ ボックスを使用すると、データベースのテーブルに新しい FILL FACTOR でインデックスを再作成できます。FILL FACTOR は、後で拡張できるように、インデックスの各ページの空き領域の量を決定します。FILL FACTOR が適用されるのはインデックスの作成時だけなので、テーブルにデータが追加されるにつれて、各ページの空き領域は徐々に減少します。データ ページおよびインデックス ページを再編成すれば、再び空き領域が確保されます。
[インデックスの再構築タスク] は、SQL Server 2005 以降への接続時には ALTER INDEX ステートメントを使用し、SQL Server 2000 への接続時には DBCC DBREINDEX ステートメントを使用します。
オプション
[接続]
このタスクを実行するときに使用するサーバー接続を選択します。[新規作成]
このタスクを実行するときに使用する新しいサーバー接続を作成します。[新しい接続] ダイアログ ボックスの内容は次のとおりです。[データベース]
このタスクの影響を受けるデータベースを指定します。[すべてのデータベース]
すべての SQL Server データベース (tempdb を除く) を対象として、メンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。
[すべてのシステム データベース]
SQL Server システム データベース (tempdb を除く) を対象として、メンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。ユーザーが作成したデータベースに対しては、メンテナンス タスクは実行されません。
[すべてのユーザー データベース]
ユーザーが作成したすべてのデータベースを対象として、メンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。SQL Server システム データベースに対しては、メンテナンス タスクは実行されません。
[これらのデータベース]
選択されたデータベースだけを対象として、メンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。このオプションをオンにする場合は、少なくとも 1 つのデータベースを一覧内で選択している必要があります。
注意メンテナンス プランは、互換性レベルが 80 以上に設定されているデータベースに対してのみ実行されます。互換性レベルが 70 以下に設定されているデータベースは表示されません。
[オブジェクト]
テーブル、ビュー、または両方を表示するように、[選択] グリッドで制限します。[選択]
このタスクによって影響を受けるテーブルまたはインデックスを指定します。[オブジェクト] ボックスで [テーブルとビュー] が選択されている場合は利用できません。[元の空き領域を使用してページを再構成する]
データベース内のテーブルのインデックスを削除し、インデックスが作成されたときに指定された FILL FACTOR で再作成します。[ページごとの空き領域の比率を変更する]
データベース内のテーブルに定義されているインデックスを削除し、指定した割合の空き領域が各インデックス ページに確保されるように、自動的に計算される FILL FACTOR の値を使用してインデックスを再作成します。指定するパーセント値を大きくすると、インデックス ページに確保される空き領域が増えて、より多くのデータをインデックスに追加できるようになります。有効値は、0 ~ 100 です。[tempdb の結果を並べ替える]
SORT_IN_TEMPDB オプションを使用して、インデックス作成中に生成された中間の並べ替え結果を一時的に格納する場所を決定します。並べ替え操作が必要でない場合、または並べ替えをメモリ内で実行できる場合は、SORT_IN_TEMPDB オプションは無視されます。このオプションは、SQL Server 2000 データベースに対しては実行されません。[インデックスの再作成中にオンラインのインデックスを保持する]
ONLINE オプションを使用すると、インデックス操作の実行中に、ユーザーは基になるテーブルまたはクラスタ化インデックス データ、および任意の関連付けられた非クラスタ化インデックスにアクセスできます。このオプションは、SQL Server 2000 データベースに対しては実行されません。
注意オンラインでのインデックス操作は、SQL Server Developer、Evaluation、Enterprise の各エディションでのみ使用できます。
[T-SQL の表示]
選択したオプションに基づき、このタスクでサーバーに対して実行される Transact-SQL ステートメントを表示します。
注意影響を受けるオブジェクトの数が多い場合は、この表示に時間がかかることがあります。
[新しい接続] ダイアログ ボックス
[接続名]
新しい接続の名前を入力します。[サーバー名の選択または入力]
このタスクを実行するときに接続するサーバーを選択します。[最新の情報に更新]
利用可能なサーバーの一覧を更新します。[サーバーにログオンするための情報の入力]
サーバーの認証方法を指定します。[Windows NT の統合セキュリティを使用する]
Windows 認証を使用して SQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続します。[特定のユーザー名とパスワードを使用する]
SQL Server 認証を使用して SQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続します。このオプションは利用できません。[ユーザー名]
認証のときに使用する SQL Server ログインを提供します。このオプションは利用できません。[パスワード]
認証のときに使用するパスワードを提供します。このオプションは利用できません。