[データベース転送タスク エディタ] ([データベース] ページ)
[データベース転送タスク エディタ] ダイアログ ボックスの [データベース] ページを使用すると、データベース転送タスクに使用される転送元および転送先のデータベースのプロパティを指定できます。データベース転送タスクは、2 つの SQL Server インスタンスの間で SQL Server データベースをコピーまたは移動します。このタスクを使用して、同じサーバー内でデータベースをコピーすることもできます。このタスクの詳細については、「データベース転送タスク」を参照してください。
注意 |
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データベース転送タスクは、SQL Server 2000 および SQL Server をサポートしています。データベース転送タスクでは、SQL Server 2000 のインスタンス間、SQL Server のインスタンス間だけでなく、SQL Server 2000 のインスタンスから SQL Server のインスタンスにデータベースを転送できます。 |
オプション
[SourceConnection]
SMO 接続マネージャを一覧から選択するか、[<新しい接続>] をクリックしてコピー元のサーバーへの新しい接続を作成します。[DestinationConnection]
SMO 接続マネージャを一覧から選択するか、[<新しい接続>] をクリックしてコピー先のサーバーへの新しい接続を作成します。[DestinationDatabaseName]
転送先サーバーの SQL Server データベースの名前を指定します。このフィールドにソース データベースの名前を自動的に入力するには、[SourceConnection] と [SourceDatabaseName] を先に指定します。
転送先サーバー上のデータベースの名前を変更するには、このフィールドに新しい名前を入力します。
[DestinationDatabaseFiles]
転送先サーバーにおけるデータベース ファイルの名前と場所を指定します。このフィールドにソース データベース ファイルの名前と場所を自動的に入力するには、[SourceConnection]、[SourceDatabaseName]、[SourceDatabaseFiles] を先に指定します。
データベース ファイルの名前を変更するか、転送先サーバー上の新しい場所を指定するには、このフィールドにソース データベースの情報を入力した後、参照ボタンをクリックします。[転送先データベース ファイル] ダイアログ ボックスで、[転送先ファイル]、[転送先フォルダ]、または [ネットワーク ファイル共有] を編集します。
注意 参照ボタンを使用してデータベース ファイルを指定した場合、ファイルの場所はローカル ドライブの表記 (c:\ など) を使用して入力されます。これをコンピュータ名と共有名を含むネットワーク共有の表記に変える必要があります。既定の管理共有を使用する場合、$ 表記を使用し、その共有に対する管理アクセスを行える必要があります。
[DestinationOverwrite]
転送先サーバーのデータベースを上書きできるかどうかを指定します。このプロパティには、次の表に示すオプションがあります。
値
説明
[True]
転送先サーバーのデータベースを上書きします。
[False]
転送先サーバーのデータベースを上書きしません。
注意 [DestinationOverwrite] に [True] を指定した場合、転送先サーバーのデータベースのデータが上書きされます。これにより、データが失われる可能性があります。データが失われないようにするには、データベース転送タスクを実行する前に、転送先サーバーのデータベースを別の場所にバックアップしておきます。
[Action]
タスクによってデータベースを転送先サーバーにコピー ([Copy]) するのか移動 ([Move]) するのかを指定します。[Method]
転送元サーバーのデータベースがオンライン モードのときにタスクを実行するか、オフライン モードのときに実行するかを指定します。オフライン モードを使用してデータベースを転送するには、パッケージを実行するユーザーが sysadmin 固定サーバー ロールのメンバである必要があります。
オンライン モードを使用してデータベースを転送するには、パッケージを実行するユーザーが sysadmin 固定サーバー ロールのメンバであるか、選択されたデータベースのデータベース所有者 (dbo) である必要があります。
[SourceDatabaseName]
コピーまたは移動されるデータベースの名前を選択します。[SourceDatabaseFiles]
参照ボタンをクリックして、データベース ファイルを選択します。[ReattachSourceDatabase]
失敗した場合に、ソース データベースの再アタッチを試行するかどうかを指定します。このプロパティには、次の表に示すオプションがあります。
値
説明
[True]
ソース データベースを再アタッチします。
[False]
ソース データベースを再アタッチしません。