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Business Intelligence Development Studio でのパッケージの作成

Business Intelligence Development Studio で新しいパッケージを作成するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • Integration Services に含まれるパッケージ テンプレートを使用する。

  • 既存のパッケージをコピーする。

  • テンプレートとして指定したカスタム パッケージを使用する。

  • SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードまたは Integration Services 接続プロジェクト ウィザードを実行する。

既定のパッケージ テンプレートの使用

既定の Integration Services パッケージ テンプレートを使用した場合、新しいパッケージは空で作成されます。パッケージに機能を追加するには、制御フローとデータ フローを構築し、接続マネージャを追加して、パッケージに必要な他の Integration Services 機能を実装します。詳細については、「パッケージの制御フローの作成」、「パッケージのデータ フローの作成」、「接続マネージャの作成」、および「パッケージへの拡張機能の追加」を参照してください。

SSIS デザイナで新しいパッケージを作成するには

既定のパッケージ テンプレートを使用して基本的なパッケージを作成する方法のデモ ビデオについては、「基本パッケージ作成 (SQL Server ビデオ)」を参照してください。

カスタム テンプレートの使用

新しいパッケージを作成するためのテンプレートとしてカスタム パッケージを使用する操作は簡単で、カスタム パッケージを DataTransformationItems フォルダにコピーするだけです。既定では、このフォルダは、C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\IDE\PrivateAssemblies\ProjectItems\DataTransformationProject にあります。

カスタム テンプレートを使用して新しいパッケージを作成するには

既存のパッケージのコピー

再利用できる機能が既存のパッケージにある場合、既存のパッケージのオブジェクトをコピーして貼り付けることにより、新しいパッケージの制御フローとデータ フローをより短時間で構築できます。Integration Services プロジェクトでコピーと貼り付けを使用する方法の詳細については、「パッケージ オブジェクトの再利用」を参照してください。

新しいパッケージを作成する場合に、既存のパッケージをコピーするか、カスタム パッケージをテンプレートとして使用すると、既存のパッケージの名前と GUID もコピーされます。新しいパッケージの名前と GUID は、コピー元のパッケージと区別できるように更新する必要があります。たとえば、複数のパッケージに同じ GUID が使用されると、ログ データが所属するパッケージを特定することが難しくなります。Business Intelligence Development Studio のプロパティ ウィンドウを使用することにより、ID プロパティの GUID を再生成して、Name プロパティの値を更新できます。詳細については、「パッケージのプロパティの設定」および「dtutil ユーティリティ」を参照してください。

既存のパッケージをコピーして新しいパッケージを作成するには

ウィザードの実行

SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードと Integration Services 接続プロジェクト ウィザードの両方を使用して、データ ソースおよび変換先にアクセスするために必要な接続を設定するパッケージを作成できます。ただし、SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードで作成されるパッケージは、単一の変換元および単一の変換先に対して機能します。Integration Services 接続プロジェクト ウィザードで作成されるパッケージは、複数の変換元および変換先に対して機能します。これらのウィザードと使用するウィザードの選択方法の詳細については、「ウィザードを使用したパッケージの作成」を参照してください。

Integration Services のアイコン (小) 最新の Integration Services の入手

マイクロソフトが提供する最新のダウンロード、アーティクル、サンプル、ビデオ、およびコミュニティで選択されたソリューションについては、MSDN または TechNet の Integration Services のページを参照してください。

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