レッスン 2 : スナップショット フォルダーの準備
このレッスンでは、パブリケーション スナップショットの作成と保存に使用されるスナップショット フォルダーを設定する方法を学習します。
スナップショット フォルダーの共有を作成し、アクセス許可を与えるには
Windows エクスプローラーで、SQL Server のデータ フォルダーに移動します。 既定の場所は、C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL.X\MSSQL\Data です。
repldata という名前の新しいフォルダーを作成します。
このフォルダーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[repldata のプロパティ] ダイアログ ボックスの [共有] タブで、[共有] をクリックします。
[ファイルの共有] ダイアログ ボックスで、[共有]、[完了] の順にクリックします。
[セキュリティ] タブで、[編集] をクリックします。
[権限] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。[ユーザー、コンピューター、サービス アカウント、またはグループの選択] ボックスに、レッスン 1 で作成したスナップショット エージェント アカウントの名前「<Machine_Name>\repl_snapshot」を入力します (<Machine_Name> はパブリッシャーの名前)。 [名前の確認] をクリックして、[OK] をクリックします。
前の手順を繰り返して、ディストリビューション エージェント (<Machine_Name>\repl_distribution) とマージ エージェント (<Machine_Name>\repl_merge) の権限を追加します。
次のアクセス許可が与えられていることを確認します。
repl_snapshot - フル コントロール
repl_distribution - 読み取り
repl_merge - 読み取り
[OK] をクリックして [repldata のプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じると、repldata 共有フォルダーが作成されます。
次の手順
ここでは、スナップショット フォルダーの共有を構成しました。 次は、ディストリビューションを構成します。 「レッスン 3 : ディストリビューションの構成」を参照してください。