次の方法で共有


IDTSInput100 インターフェイス

実行時に PipelineBuffer オブジェクトの形式でコンポーネントに提供されたデータを表す列のコレクションが含まれます。

名前空間:  Microsoft.SqlServer.Dts.Pipeline.Wrapper
アセンブリ:  Microsoft.SqlServer.DTSPipelineWrap (Microsoft.SqlServer.DTSPipelineWrap.dll)

構文

'宣言
<GuidAttribute("730D722C-2E00-4C7A-8641-0D378353A944")> _
Public Interface IDTSInput100 _
    Inherits IDTSObject100
'使用
Dim instance As IDTSInput100
[GuidAttribute("730D722C-2E00-4C7A-8641-0D378353A944")]
public interface IDTSInput100 : IDTSObject100
[GuidAttribute(L"730D722C-2E00-4C7A-8641-0D378353A944")]
public interface class IDTSInput100 : IDTSObject100
[<GuidAttribute("730D722C-2E00-4C7A-8641-0D378353A944")>]
type IDTSInput100 =  
    interface 
        interface IDTSObject100 
    end
public interface IDTSInput100 extends IDTSObject100

IDTSInput100 型は、以下のメンバーを公開しています。

プロパティ

  名前 説明
パブリック プロパティ AreInputColumnsAssociatedWithOutputColumns インフラストラクチャです。入力列が出力列に関連付けられているかどうかを取得します。
パブリック プロパティ Buffer IDTSInput100 オブジェクトに割り当てられ、ProcessInput メソッドでコンポーネントに提供される PipelineBuffer の ID を取得します。
パブリック プロパティ BufferBase インフラストラクチャです。 IDTSInput100 の抽象基本クラスを取得します。
パブリック プロパティ Component IDTSInput100 オブジェクトの IDTSComponentMetaData100 オブジェクトを取得します。
パブリック プロパティ CustomPropertyCollection IDTSInput100 オブジェクトの IDTSCustomPropertyCollection100 オブジェクトを取得します。
パブリック プロパティ Dangling 入力がアタッチされていない可能性があることをデータ フロー エンジンに通知する値を取得または設定します。
パブリック プロパティ Description IDTSInput100 オブジェクトの説明を取得または設定します。
パブリック プロパティ ErrorOrTruncationOperation PipelineBuffer 行の処理中に発生するエラーまたは切り捨ての種類を指定する String を取得または設定します。
パブリック プロパティ ErrorRowDisposition PipelineBuffer オブジェクトからの行の処理時に発生するエラー状況をコンポーネントがどのように処理するかを指定する値を DTSRowDisposition 列挙から取得または設定します。
パブリック プロパティ ExternalMetadataColumnCollection コンポーネントが外部データ ソースに接続されていない場合に IDTSInputColumnCollection100 を検証するために使用される、外部データ ソースの列を反映した列のコレクションを取得します。
パブリック プロパティ HasSideEffects データ フロー コンポーネントの出力が下流コンポーネントにアタッチされておらず、データ フロー タスクの RunInOptimizedMode プロパティが true の場合に、データ フロー コンポーネントをデータ フロー タスクの実行プランから削除するか、または実行プランに残すかを示す値を取得または設定します。
パブリック プロパティ ID IDTSInput100 オブジェクトの識別子を取得または設定します。
パブリック プロパティ IdentificationString IDTSInput100 オブジェクトを一意に識別する String を取得します。
パブリック プロパティ InputColumnCollection IDTSInput100 オブジェクトの IDTSInputColumnCollection100 を取得します。
パブリック プロパティ IsAttached IDTSInput100 が IDTSPath100 オブジェクトを介して上流コンポーネントにアタッチされるかどうかを示す値を取得します。
パブリック プロパティ IsSorted IDTSInputColumnCollection100 の列を並べ替えるかどうかを示す値を取得します。
パブリック プロパティ Name IDTSInput100 オブジェクトの名前を取得または設定します。
パブリック プロパティ ObjectType IDTSInput100 オブジェクトの DTSObjectType を取得します。
パブリック プロパティ SourceLocale IDTSInput100 オブジェクトのロケールを取得します。
パブリック プロパティ TruncationRowDisposition コンポーネントが PipelineBuffer からの行の処理中に発生する切り捨ての処理方法を決定する値を取得または設定します。

先頭に戻る

メソッド

  名前 説明
パブリック メソッド GetVirtualInput IDTSInput100 オブジェクトの IDTSVirtualInput100 オブジェクトを取得します。
パブリック メソッド SuggestNameBasedLineageIDMappings インフラストラクチャです。名前に基づく系列識別子のマッピングを提示します。

先頭に戻る

説明

IDTSInput100 オブジェクトは、2 つのコンポーネント間の接続ポイントを表し、上流コンポーネントの IDTSOutput100 に接続されると、2 つのコンポーネント間のデータのフローを確立します。 IDTSInput100 と IDTSOutput100 間の接続は、IDTSPath100 オブジェクトを介して確立されます。 入力は、IDTSPath100 オブジェクトの EndPoint プロパティを表します。

デザイン時に、入力の接続先である出力の IDTSOutputColumnCollection100 の列は、コンポーネントで使用するために選択されます。 これらの列は、コンポーネントの実行時にコンポーネントで利用できるようになります。

使用例

次のコード例では、ProvideComponentProperties メソッドでコレクションに入力を追加しているコンポーネントを示しています。

using System;
using Microsoft.SqlServer.Dts.Pipeline;
public class DtsSampleComponent : PipelineComponent
{ 
public override void ProvideComponentProperties()
{
IDTSInput100 input = ComponentMetaData.InputCollection.New();
input.Name = "SampleComponentInput0";
}
}
Imports System 
Imports Microsoft.SqlServer.Dts.Pipeline 

Public Class DtsSampleComponent 
Inherits PipelineComponent 

 Public Overloads Overrides Sub ProvideComponentProperties() 
   Dim input As IDTSInput100 = ComponentMetaData.InputCollection.New 
   input.Name = "SampleComponentInput0" 
 End Sub 
End Class

関連項目

参照

Microsoft.SqlServer.Dts.Pipeline.Wrapper 名前空間