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IsTrainingCase (DMX)

ケースが、指定されたデータ マイニング モデルまたはマイニング構造のトレーニング ケースとして使用されるかどうかを示します。

構文

IsTrainingCase()

結果のデータ型

ケースがトレーニング データセットの一部である場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。

説明

データ マイニング ウィザードを使用してマイニング構造および関連マイニング モデルを作成する場合、既定では全ケースの 30% がテスト データセットの使用のために確保されます。 指定したデータ ソース内の残りのケースはモデルのトレーニングに使用されます。 ただし、データ マイニング拡張機能 (DMX) を使用してマイニング モデルを作成する場合は、既定ですべてのデータがモデルのトレーニングに使用され、テスト セットは作成されません。 テスト データセットの作成を有効にするには、WITH HOLDOUT 句のパラメーターを設定する必要があります。

HoldoutMaxCases プロパティと HoldoutMaxPercent プロパティの値を表示すると、特定のデータ マイニング構造のデータがテスト セットとトレーニング セットにパーティション分割されているかどうかを確認できます。

注意

IsTrainingCase 関数または IsTestCase 関数を使用してモデルのケースに関する詳細情報を返す場合は、モデルでドリルスルーを有効にする必要があります。 詳細については、「マイニング モデルのドリルスルーの有効化」を参照してください。

テスト データセットの一部であるケースを返すには、IsTestCase (DMX) 関数を使用します。

使用例

次の例では、「基本的なデータ マイニング チュートリアル」の絞り込みメール配信シナリオのクラスター データ マイニング モデルを使用します。 クエリでは、マイニング モデルのトレーニングで使用されたケースのみが返されます。 さらに、トレーニング ケースは 40 歳未満の顧客だけに制限されます。

SELECT *
FROM [TM Clustering].CASES
WHERE IsTrainingCase()
AND [Age] <40

データ マイニングで使用されるケースに対するクエリの実行方法のその他の例については、「SELECT FROM <model>.CASES (DMX)」および「SELECT FROM <structure>.CASES」を参照してください。

関連項目

参照

関数 (DMX)

概念

トレーニング データ セットとテスト データ セット

データ マイニング クエリ