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SQL Server 2012 で提供が中止された機能

このトピックでは、SQL Server 2012 にアップグレードした後で使用できなくなる機能について説明します。

SQL Server 2005 からアップグレードする場合は、SQL Server 2008 セクションおよび SQL Server 2008 R2 セクションのコンテンツも確認することをお勧めします。

SQL Server 2008 からアップグレードする場合は、SQL Server 2008 R2 セクションのコンテンツも確認することをお勧めします。

SQL Server 2012 で提供が中止された機能

Active Directory Helper サービスの提供中止

Active Directory Helper サービスおよびその関連コンポーネントは、削除されました。 次の表は、削除された関連コンポーネントの一覧を示しています。

カテゴリ

提供が中止された機能

新しい機能

システム ストアド プロシージャ

sp_ActiveDirectory_Obj

sp_ActiveDirectory_SCP

sp_ActiveDirectory_Start

なし

SQL Server 2008 R2 で提供が中止された機能

Reporting Services での 64 ビット プラットフォームのサポート

SQL Server 2008 R2 以降の Reporting Services コンポーネントでは、Windows Server 2003 または Windows Server 2003 R2 を実行している Itanium ベースのサーバーがサポートされなくなりました。 Reporting Services では、Itanium ベース システム用の Windows Server 2008 や Itanium ベース システム用の Windows Server 2008 R2 などの他の 64 ビット オペレーティング システムは引き続きサポートされます。 Windows Server 2003 または Windows Server 2003 R2 の Itanium ベース システム エディションにインストールされた SQL Server 2008 Reporting Services を SQL Server 2008 R2 にアップグレードするには、まずオペレーティング システムをアップグレードする必要があります。

SQL Server 2008 で提供が中止された機能

SQL Server Express で提供が中止された SQL-DMO

SQL Server の SQL-DMO が SQL Server 2008 Express から削除されました。 この機能を現在使用しているアプリケーションはできるだけ早く変更することをお勧めします。 SQL Server Express 向けに SQL-DMO をサポートする必要がある場合は、Microsoft ダウンロード センターで入手できる SQL Server 2005 Feature Pack から、旧バージョンとの互換性コンポーネントをインストールしてください。 新しい開発作業では、SQL Server 管理オブジェクト (SMO) を使用してください。

廃止された Web Assistant オプション

SQL Server 2008 では、Web Assistant を有効にする sp_configure オプションが削除されました。 代わりに Reporting Services を使用することをお勧めします。

セキュリティ構成ツール

SQL Server のセキュリティ構成ツール (SAC) は、SQL Server 2008 で削除されました。 このリリースでは、次のように機能が置き換えられています。

カテゴリ

提供が中止された機能

新しい機能

ツール

セキュリティ構成ツール

SQL Server 2008 では、セキュリティ構成ツールが廃止されました。 以下の表に、このリリースの設定、オプション、およびコンポーネントの機能を構成する際に使用できる方法を示します。

設定とコンポーネントの機能

構成方法

プロトコル、接続、およびスタートアップのオプション

SQL Server 構成マネージャーを使用します。

データベース エンジン機能

ポリシー ベースの管理、SQL Server Management Studio のプロパティ設定、または sp_configure を使用します。

Analysis Services 機能

SQL Server Management Studio のプロパティ設定を使用します。

Reporting Services - EnableIntegratedSecurity プロパティ

SQL Server Management Studio のプロパティ設定を使用します。

Reporting Services - "定期的なイベントおよびレポート配信" および "Web サービスおよび HTTP アクセス"

RSReportServer.config 構成ファイルを編集します。

コマンド ライン オプション

このリリースではサポートされません。

SOAP および Service Broker のエンドポイント

CREATE ENDPOINT および ALTER ENDPOINT を使用します。

SQL Server のセットアップで廃止されたコマンド プロンプト パラメーター

次の表に、以前のバージョンの SQL Server のセットアップ コマンド プロンプト パラメーターのうち、SQL Server 2008 でサポートされていないものを示します。

廃止されたパラメーター

新しいパラメーター

ADDLOCAL

/ACTION=Uninstall および /FEATURES

DISABLENETWORKPROTOCOLS

TCP/IP の場合は /TCPENABLED1

DISABLENETWORKPROTOCOLS

名前付きパイプの場合は /NPENABLED1

INSTALLSQLDATADIR

/SQLUSERDBDIR

/SQLUSERDBLOGDIR

/SQLBACKUPDIR

/SQLTEMPDBDIR

/SQLTEMPDBLOGDIR

REINSTALL

このリリースに該当する機能はありません。

REINSTALLMODE

このリリースに該当する機能はありません。

REMOVE

/ACTION=Uninstall および /FEATURES

SAMPLEDATABASE

このリリースに該当する機能はありません。

SAVESYSDB

このリリースに該当する機能はありません。

SKUUPGRADE2

このリリースに該当する機能はありません。

UPGRADE

/ACTION=Upgrade および /FEATURES

USESYSDB

このリリースに該当する機能はありません。

1これらのパラメーターはインストールでのみ有効です。

2SQL Server 2008 以降では、元のインストール メディアを使わずに SQL Server の既存のエディションを他のエディションにアップグレードするには、/Action=EditionUpgrade を指定します。 サポートされるバージョンとエディションのアップグレードについては、「サポートされているバージョンとエディションのアップグレード」を参照してください。

詳細については、「コマンド プロンプトからの SQL Server 2012 のインストール」を参照してください。