次の方法で共有


STNumCurves (geography データ型)

1 次元の geography インスタンスに含まれる曲線の数を返します。

構文

.STNumCurves()

戻り値の型

SQL Server の戻り値の型: geography

CLR の戻り値の型: SqlGeography

説明

1 次元の空間データ型には LineString、CircularString、およびCompoundCurve が含まれます。 空の 1 次元の geography インスタンスは 0 を返します。

STNumCurves() は単純型に対してのみ機能し、MultiLineString のような geography コレクションでは機能しません。 geography インスタンスが 1 次元のデータ型ではない場合、NULL が返されます。

初期化されていない geography インスタンスに対しては Null が返されます。

使用例

A. CircularString インスタンスに対して STNumCurves() を使用する

次の例では、CircularString インスタンスに含まれる曲線の数を取得する方法を示します。

DECLARE @g geography;

SET @g = geography::Parse('CIRCULARSTRING(-122.358 47.653, -122.348 47.649, -122.348 47.658, -122.358 47.658, -122.358 47.653)');

SELECT @g.STNumCurves();

B. CompoundCurve インスタンスに対して STNumCurves() を使用する

次の例では、STNumCurves() を使用して、CompoundCurve インスタンスに含まれる曲線の数を返します。

DECLARE @g geography;

SET @g = geography::Parse('COMPOUNDCURVE(CIRCULARSTRING(-122.358 47.653, -122.348 47.649, -122.348 47.658, -122.358 47.658, -122.358 47.653))');

SELECT @g.STNumCurves();

関連項目

概念

空間データ型の概要

その他の技術情報

geography インスタンスの OGC メソッド