次の方法で共有


IsValidDetailed (geography データ型)

無効な空間オブジェクトの問題の特定に役立つメッセージを返します。 オブジェクトが無効な場合は、最初のエラーだけが返されます。 オブジェクトが有効な場合は、値 24400 が返されます。

構文

.IsValidDetailed()

戻り値の型

SQL Server の戻り値の型: nvarchar(max)

CLR の戻り値の型: string

説明

次の表に、返される可能性のある戻り値を示します。

戻り値

説明

24400

有効です

24401

無効です。原因は不明です。

24402

ポイント {0} がこの型のオブジェクトで無効な孤立点であるため無効です。

24403

多角形のエッジの一部のペアが重なり合っているため無効です。

24404

多角形のリング {0} がそのリング自体または別のリングと交差しているため無効です

24405

一部の多角形のリングがそのリング自体または別のリングと交差しているため無効です。

24406

曲線 {0} が 1 点に退化しているため無効です。

24407

多角形のリング {0} がポイント {1} で破綻して直線になっているため無効です。

24408

多角形のリング {0} が閉じていないため無効です。

24409

多角形のリング {0} の一部が多角形の内部に存在するため無効です。

24410

リング {0} が外部リングではない多角形の最初のリングのため無効です。

24411

リング {0} が多角形の外部リング {1} の外側に存在するため無効です。

24412

リング {0} と {1} を含む多角形の内部が接続されていないため無効です。

24413

曲線 {0} の 2 つのエッジが重なり合っているため無効です。

24414

曲線 {0} のエッジが曲線 {1} のエッジと重なり合っているため無効です。

24415

一部の多角形が無効なリング構造になっているため無効です。

24416

曲線 {0} のポイント {1} から開始するエッジが直線または対蹠エンドポイントを含む逆円弧であるため無効です。

使用例

次の例は、IsValidDetailed() メソッドの動作方法を示す、無効な空間オブジェクトの例です。

DECLARE @p GEOGRAPHY = 'Polygon((2 2, 4 4, 4 2, 2 4, 2 2))'
SELECT @p.IsValidDetailed()
--Returns: 24409: Not valid because some portion of polygon ring (1) lies in the interior of a polygon.

関連項目

その他の技術情報

geography インスタンスの拡張メソッド