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Update-PowerPivotEngineService コマンドレット

ファーム内の SQL Server Analysis Services の親オブジェクトをアップグレードします。

適用対象: SQL Server 2012 (SQL Server 2012 SP1 は対象外)

構文

Update-PowerPivotEngineService [-Confirm <switch>] [<CommonParameters>]

説明

Update-PowerPivotEngineService コマンドレットは、ファーム内の SQL Server Analysis Services 親オブジェクトおよびインスタンスの一連のアップグレード アクションを実行します。 PowerPivot for SharePoint 配置のすべての Analysis Services インスタンスを、同じ機能レベルで実行する必要があります。 このコマンドレットは、これらのすべてのオブジェクトのアップグレード アクションを実行します。

SQL Server セットアップを実行して PowerPivot for SharePoint の新しいバージョンをインストールした後、またはサーバーに累積更新プログラムを適用した場合に、このコマンドレットを実行します。 アップグレードが必要かどうかを確認するには、Get-PowerPivotEngineService を実行して NeedsUpgrade プロパティを確認します。 NeedsUpgrade が true の場合は、ファーム内のサーバー オブジェクトをアップグレードするために、このコマンドレットを実行する必要があります。

PowerPivot for SharePoint の配置には中間層およびバックエンド データ サービスが含まれるため、ファーム間でどちらの層も同じバージョンとなるように、Update-PowerPivotEngineService を実行するたびに Update-PowerPivotSystemService を実行する必要があります。

以前のバージョンにアップグレードをロールバックすることはできません。 前のバージョンに戻す場合は、SharePoint ファームから PowerPivot を削除し、再インストールします。 アップグレード操作が成功したことを検証するには、Get-PowerPivotEngineService を実行してバージョン情報のグローバル プロパティを確認し、NeedsUpgrade が true ではなくなっていることを確認します。

パラメーター

-Confirm <switch>

コマンドを実行する前に確認メッセージを表示します。 既定では、この値は有効にされています。 コマンドで確認応答を省略するには、コマンドで Confirm:$false を指定してください。

必須/オプション

オプション

位置

指定

既定値

パイプライン入力の受け入れ

不可

ワイルドカード文字の受け入れ

不可

<CommonParameters>

このコマンドレットは、共通のパラメーターをサポートしています。

  • Verbose

  • Debug

  • ErrorAction

  • ErrorVariable

  • WarningAction

  • WarningVariable

  • OutBuffer

  • OutVariable

詳細については、「About_CommonParameters」を参照してください。

入力および出力

入力型は、コマンドレットにパイプできるオブジェクトの型です。 戻り値の型は、コマンドレットが返すオブジェクトの型です。

入力

なし。

出力

なし。