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OLE DB 接続マネージャー

OLE DB 接続マネージャーを使用すると、パッケージは OLE DB プロバイダーを使用してデータ ソースに接続できます。 たとえば、SQL Server に接続する OLE DB 接続マネージャーは、Microsoft OLE DB Provider for SQL Server を使用できます。

注意

SQL Server Native Client 11.0 OLEDB プロバイダーでは、マルチサブネット フェールオーバー クラスタリングの新しい接続文字列キーワード (MultiSubnetFailover=True) はサポートされません。 詳細については、SQL Server リリース ノートおよび www.mattmasson.com のブログ投稿「AlwaysOn マルチサブネット フェールオーバーと SSIS」を参照してください。

注意

データ ソースが Microsoft Office Excel 2007 または Microsoft Office Access 2007 である場合、Excel または Access の以前のバージョンとは異なるデータ プロバイダーが必要になります。 詳細については、「Excel ブックに接続する」および「Access データベースに接続する」を参照してください。

いくつかの SQL Server Integration Services タスクとデータ フロー コンポーネントは、OLE DB 接続マネージャーを使用します。 たとえば、OLE DB ソースと OLE DB 変換先は、この接続マネージャーを使用してデータの抽出と読み込みを行います。また、SQL 実行タスクは、この接続マネージャーを使用して SQL Server データベースに接続し、クエリを実行できます。

OLE DB 接続マネージャーは、C++ などの言語を使用するアンマネージ コードで記述されたカスタム タスク内で、OLE DB データ ソースにアクセスするためにも使用されます。

OLE DB 接続マネージャーをパッケージに追加すると、Integration Services は、実行時に OLE DB 接続を解決する接続マネージャーを作成し、接続マネージャーのプロパティを設定し、接続マネージャーをパッケージの Connections コレクションに追加します。

接続マネージャーの ConnectionManagerType プロパティは、OLEDB に設定されます。

OLE DB 接続マネージャーは、次の方法で構成できます。

  • 選択したプロバイダーの要件を満たすように構成された、特定の接続文字列を指定します。

  • プロパイダによっては、接続先のデータ ソースの名前を指定します。

  • 選択したプロバイダーに適したセキュリティ資格情報を指定します。

  • 接続マネージャーから作成される接続を、実行時に保持するかどうかを指定します。

ログ記録

OLE DB 接続マネージャーによる外部データ プロバイダーの呼び出しをログに記録できます。 このログ機能を使用すると、OLE DB 接続マネージャーによる外部データ ソースへの接続に関するトラブルシューティングを行うことができます。 OLE DB 接続マネージャーによる外部データ プロバイダーの呼び出しのログを記録するには、パッケージ ログ記録を有効にして、パッケージ レベルで Diagnostic イベントを選択する必要があります。 詳細については、「パッケージ実行のトラブルシューティング ツール」を参照してください。

OLEDB 接続マネージャーの構成

プロパティの設定は、SSIS デザイナーから行うか、プログラムによって行います。 SSIS デザイナーで設定できるプロパティの詳細については、「[OLE DB 接続マネージャーの構成]」を参照してください。 プログラムによって接続マネージャーを構成する方法の詳細については、開発者ガイドの T:Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime.ConnectionManager クラスのドキュメントを参照してください。

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マイクロソフトが提供する最新のダウンロード、アーティクル、サンプル、ビデオ、およびコミュニティで選択されたソリューションについては、MSDN の Integration Services のページを参照してください。


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関連項目

概念

OLE DB ソース

OLE DB 変換先

SQL 実行タスク

Integration Services (SSIS) の接続