OLE DB コマンド変換を構成する
OLE DB コマンド変換を追加して構成するには、パッケージに 1 つ以上のデータ フロー タスクと、フラット ファイル ソースや OLE DB ソースなどの変換元があらかじめ含まれている必要があります。 この変換は、通常、パラメーター化クエリを実行するために使用されます。
OLE DB コマンド変換を構成するには
SQL Server データ ツール (SSDT) で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラーで、パッケージをダブルクリックして開きます。
[データ フロー] タブをクリックし、次に [ツールボックス] で、OLE DB コマンド変換をデザイン画面にドラッグします。
OLE DB コマンド変換をデータ フローに連結します。連結するには、緑または赤の矢印のコネクタを、データ ソースまたは前の変換から OLE DB コマンド変換にドラッグします。
コンポーネントを右クリックし、[編集] または [詳細エディターの表示] をクリックします。
[接続マネージャー] タブで、[接続マネージャー] 一覧から OLE DB 接続マネージャーを選択します。 詳細については、「OLE DB 接続マネージャー」を参照してください。
[コンポーネントのプロパティ] タブをクリックし、[SQL コマンド] ボックスの参照ボタン ([...]) をクリックします。
[文字列値エディター] で、各パラメーターのパラメーター マーカーとして疑問符 (?) を使用して、パラメーター化 SQL ステートメントを入力します。
[更新] をクリックします。 [更新] をクリックすると、この変換は各パラメーターに対する列を External Columns コレクションに作成し、DBParamInfoFlags プロパティを設定します。
[入力プロパティと出力プロパティ] タブをクリックします。
[OLE DB コマンドの入力] を展開し、次に [外部列] を展開します。
[外部列] 一覧に、SQL ステートメント内の各パラメーターに対する列が表示されていることを確認します。 列名は、Param_0、Param_1 のように表示されます。
この列名は変更できません。 列名を変更すると、Integration Services によって OLE DB コマンド変換の検証エラーが生成されます。
また、このデータ型も変更できません。 各列の DataType プロパティは、正しいデータ型に設定されます。
[外部列] 一覧に列が表示されていない場合は、手動で列を追加する必要があります。
SQL ステートメントのパラメーターごとに、[列の追加] を 1 回ずつクリックします。
列名を、Param_0、Param_1 のように更新します。
DBParamInfoFlags プロパティの値を指定します。 この値は、OLE DB DBPARAMFLAGSENUM 列挙値と一致する必要があります。 詳細については、OLE DB のリファレンス マニュアルを参照してください。
データ型に応じて列のデータ型を指定し、列のコード ページ、長さ、有効桁数、および小数点以下桁数を指定します。
未使用のパラメーターを削除するには、[外部列] でパラメーターを選択し、[列の削除] をクリックします。
[列マッピング] をクリックし、[使用できる入力列] 一覧の列を [使用できる変換先列] 一覧のパラメーターにマップします。
[OK] をクリックします。
更新したパッケージを保存するには、[ファイル] メニューの [保存] をクリックします。