データ ソース ビューでの論理主キーの定義 (Analysis Services)
データ ソース ビュー ウィザードとデータ ソース ビュー デザイナーでは、データベース テーブルから生成されたデータ ソース ビューにテーブルを追加した場合、そのテーブルの主キーが自動的に定義されます。
場合によっては、データ ソース ビューの主キーは手動で定義しなければならない場合があります。 たとえば、パフォーマンスまたは設計上の理由から、データ ソース内のテーブルに主キー列が明示的に定義されていない場合があります。 名前付きクエリおよびビューでも、テーブルの主キー列が省略されることがあります。 テーブル、ビュー、または名前付きクエリに物理主キーが定義されていない場合は、データ ソース ビュー デザイナーでテーブル、ビュー、または名前付きクエリの論理主キーを手動で定義できます。
論理主キーの設定
Analysis Services では、テーブル内のレコードの一意の識別、ディメンション テーブル内のキー列の識別、テーブル、ビュー、および名前付きクエリ間のリレーションシップのサポートのために主キーが必要になります。 これらのリレーションシップを使用して、基になるデータ ソースからデータやメタデータを取得するためのクエリを作成したり、高度なビジネス インテリジェンス機能を活用したりできます。
論理主キーには、名前付き計算を含む、任意の列を使用できます。 論理主キーを作成すると、データ ソース ビューに一意の制約が作成され、主キー制約として設定されます。 選択したテーブルで指定されている他の既存の論理主キーは削除されます。
SQL Server データ ツール (SSDT) でプロジェクトを開くか、論理主キーを設定するデータ ソース ビューが含まれているデータベースに接続します。
ソリューション エクスプローラーで、[データ ソース ビュー] フォルダーを展開し、データ ソース ビューをダブルクリックします。
テーブルまたはビューを検索するには、[データ ソース ビュー] メニューをクリックするか、[テーブル] ペインまたはダイアグラム ペインの空いている領域を右クリックして、[テーブルの検索] をクリックします。
[テーブル] ペインまたはダイアグラム ペインで、論理主キーの定義に使用する列を右クリックし、[論理主キーの設定] をクリックします。
論理主キーを設定するオプションは、主キーを持たないテーブルにのみ使用できます。
これで、キーの設定後、キー アイコンによって主キー列を識別できるようになりました。