サポートされるデータ ソースの種類 (SSAS 多次元)
このトピックでは、多次元モデルで使用できるデータ ソースの種類について説明します。
サポートされるデータ ソース
次の表のデータ ソースからデータを取得できます。 SQL Server データ ツール (SSDT) をインストールする際のセットアップで、各データ ソースに対して挙げられているプロバイダーはインストールされません。 他のアプリケーションと共にプロバイダーがコンピューターに既にインストールされている場合もありますが、それ以外の場合は、プロバイダーをダウンロードしてインストールする必要があります。
注 |
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Oracle OLE DB プロバイダーなどのサード パーティ プロバイダーを使用して、サード パーティ製データベースと接続することもできます。ただし、その場合は、プロバイダーの提供元が使用するデータベースをサポートしていることが条件となります。 |
ソース |
バージョン |
ファイルの種類 |
プロバイダー1 |
Access データベース |
Microsoft Access 2003、2007、2010 |
.accdb または .mdb |
Microsoft Jet 4.0 OLE DB Provider |
SQL Server リレーショナル データベース5 |
Microsoft SQL Server 2005、2008、2008 R2、2012、Windows Azure SQL データベース2 |
(該当なし) |
OLE DB Provider for SQL Server SQL Server Native Client OLE DB プロバイダー SQL Server Native 11.0 Client OLE DB プロバイダー .NET Framework Data Provider for SQL Client |
SQL Server 並列データ ウェアハウス (PDW)3 |
2008 R2、2012 |
(該当なし) |
OLE DB provider for SQL Server PDW |
Oracle リレーショナル データベース |
Oracle 9i、10g、11g |
(該当なし) |
Oracle OLE DB プロバイダー .NET Framework Data Provider for Oracle Client .NET Framework Data Provider for SQL Server MSDAORA OLE DB プロバイダー4 OraOLEDB MSDASQL |
Teradata リレーショナル データベース |
Teradata V2R6、V12 |
(該当なし) |
TDOLEDB OLE DB プロバイダー .Net Data Provider for Teradata |
Informix リレーショナル データベース |
V11.10 |
(該当なし) |
Informix OLE DB プロバイダー |
IBM DB2 リレーショナル データベース |
8.1 |
(該当なし) |
DB2OLEDB |
Sybase リレーショナル データベース |
V15.0.2 |
(該当なし) |
Sybase OLE DB プロバイダー |
その他のリレーショナル データベース |
(該当なし) |
(該当なし) |
OLE DB プロバイダーまたは ODBC ドライバー |
1 ODBC データ ソースは、多次元ソリューションではサポートされていません。 Analysis Services 自体が接続を処理しますが、MSDASQL ドライバー (ODBC 用の .NET ドライバー) を使用している場合でも、データ ソース ビュー、ディメンション、およびキューブの作成に使用される SQL Server Data Tools のデザイナーは ODBC データ ソースには接続できません。 ビジネス要件に ODBC データ ソースが含まれている場合は、代わりに表形式のソリューションを作成することを検討してください。
2 詳細については、azure.microsoft.com にある「SQL データベース」を参照してください。
3 SQL データベース PDW の詳細については、「SQL Server 並列データ ウェアハウス」を参照してください。
4 Oracle のバージョンが新しい場合などに、MSDAORA OLE DB プロバイダーを使用すると接続エラーが生じることがあります。 エラーが生じる場合は、Oracle 用に記載されている他のプロバイダーを使用することをお勧めします。
5 一部の機能では、オンプレミスで実行される SQL Server リレーショナル データベースが必要になります。 具体的には、書き戻しと ROLAP ストレージでは、基になるデータ ソースが SQL Server リレーショナル データベースであることが必要です。