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sys.traces (Transact-SQL)

sys.traces カタログ ビューには、システムで現在実行中のトレースが格納されます。 このビューは、fn_trace_getinfo 関数の代わりとして用意されています。

サポートされるトレース イベントの完全な一覧については、「SQL Server イベント クラスの参照」を参照してください。

重要な注意事項重要

この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。代わりに拡張イベントのカタログ ビューを使用します。

列名

データ型

説明

id

int

トレース ID。

status

int

トレースの状態。

0 = 停止

1 = 実行中

path

nvarchar(260)

トレース ファイルのパス。 トレースが行セット トレースの場合、この値は NULL になります。

max_size

bigint

トレース ファイル サイズの上限 (MB 単位)。 トレースが行セット トレースの場合、この値は NULL になります。

stop_time

datetime

実行中のトレースを停止する日時。

max_files

int

ロールオーバー ファイルの最大数。 最大数が設定されていない場合、この値は NULL になります。

is_rowset

bit

1 = 行セット トレース。

is_rollover

bit

1 = ロールオーバー オプションが有効。

is_shutdown

bit

1 = シャットダウン オプションが有効。

is_default

bit

1 = 既定のトレース。

buffer_count

int

トレースによって使用されるメモリ内バッファーの数。

buffer_size

int

各バッファーのサイズ (KB 単位)。

file_position

bigint

最後のトレース ファイルの位置。 トレースが行セット トレースの場合、この値は NULL になります。

reader_spid

int

行セット トレース リーダーのセッション ID。 トレースがファイル トレースの場合、この値は NULL になります。

start_time

datetime

トレースの開始日時。

last_event_time

datetime

最後のイベントが発生した日時。

event_count

bigint

発生したイベントの総数。

dropped_event_count

int

削除されたイベントの総数。

権限

カタログ ビューでのメタデータの表示が、ユーザーが所有しているかそのユーザーが権限を許可されている、セキュリティ保護可能なメタデータに制限されます。詳細については、「メタデータ表示の構成」を参照してください。

関連項目

参照

オブジェクト カタログ ビュー (Transact-SQL)

sys.trace_categories (Transact-SQL)

sys.trace_columns (Transact-SQL)

sys.trace_events (Transact-SQL)

sys.trace_event_bindings (Transact-SQL)

sys.trace_subclass_values (Transact-SQL)