このトピックでは、SQL Server 2012 で SQL Server 構成マネージャーを使用して、代替パイプをリッスンするようにサーバーを構成する方法について説明します。 既定では、SQL Server データベース エンジンの既定のインスタンスは名前付きパイプ \\. \pipe\sql\query をリッスンします。 SQL Server データベース エンジンおよび SQL Server Compact の名前付きインスタンスは、他のパイプをリッスンします。
クライアント アプリケーションを使用して特定の名前付きパイプに接続するには、次の 3 つの方法があります。
サーバーで SQL Server Browser サービスを実行します。
クライアントで、名前付きパイプを指定して別名を作成します。
クライアントで、カスタム接続文字列を使用して接続するように指定します。
SQL Server 構成マネージャーの使用
SQL Server データベース エンジンによって使用される名前付きパイプを構成するには
SQL Server 構成マネージャーのコンソール ペインで、[SQL Server ネットワークの構成] を展開し、[<instance name> のプロトコル] を展開します。
詳細ペインで [名前付きパイプ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[プロトコル] タブで、[パイプ名] ボックスにデータベース エンジンによってリッスンされるパイプを入力し、[OK] をクリックします。
コンソール ペインで、[SQL Server のサービス] をクリックします。
詳細ペインで [SQL Server (<instance name>)] を右クリックします。次に、[再起動] をクリックして SQL Server を停止し、再起動します。
SQL Server が代替パイプをリッスンしている場合、クライアント アプリケーションを使用して特定の名前付きパイプに接続するには次の 3 つの方法があります。
サーバーで SQL Server Browser サービスを実行します。
クライアントで、名前付きパイプを指定して別名を作成します。
クライアントで、カスタム接続文字列を使用して接続するように指定します。
Windows 8 を使用して SQL Server 構成マネージャーにアクセスするには
SQL Server 構成マネージャーは Microsoft 管理コンソール プログラムのスナップインであり、スタンドアロン プログラムではありません。そのため、Windows 8 を実行している場合、SQL Server 構成マネージャーはアプリケーションとして表示されません。 SQL Server 構成マネージャーを開くには、検索チャームで、[アプリ] の下に「SQLServerManager11.msc」(SQL Server 2012 の場合) または「SQLServerManager10.msc」(SQL Server 2008 の場合) と入力し、Enter キーを押します。
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