このトピックでは、SQL Server 2012 で SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して、Microsoft SQL Server のエージェント ジョブの対象サーバーを変更する方法について説明します。
このトピックの内容
作業を開始する準備:
セキュリティ
ジョブの対象サーバーを変更するために使用するもの:
SQL Server Management Studio
Transact-SQL
作業を開始する準備
セキュリティ
権限
既定では、このストアド プロシージャを実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーです。 他のユーザーには、msdb データベースにおける次のいずれかの SQL Server エージェント固定データベース ロールが許可されている必要があります。
SQLAgentUserRole
SQLAgentReaderRole
SQLAgentOperatorRole
[Top]
SQL Server Management Studio の使用
ジョブの対象サーバーを変更するには
オブジェクト エクスプローラーで、SQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続し、そのインスタンスを展開します。
[SQL Server エージェント]、[ジョブ] の順に展開し、ジョブを右クリックします。次に、[プロパティ] をクリックします。
[ジョブのプロパティ] ダイアログ ボックスで [対象サーバー] ページをクリックし、[ローカル サーバーを対象とする] または [複数のサーバーを対象とする] をクリックします。
[複数のサーバーを対象とする] を選択した場合は、サーバー名の左にあるチェック ボックスをオンにして、それらのサーバーがジョブの対象になるように設定します。 ジョブの対象としないサーバーのチェック ボックスがオフになっていることを確認します。
[Top]
Transact-SQL の使用
ジョブの対象サーバーを変更するには
データベース エンジンに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、[実行] をクリックします。 この例では、マルチサーバー ジョブの Weekly Sales Backups をサーバー SEATTLE2 に割り当てます。
USE msdb ;
GO
EXEC dbo.sp_add_jobserver
@job_name = N'Weekly Sales Backups',
@server_name = N'SEATTLE2' ;
GO
詳細については、「sp_add_jobserver (Transact-SQL)」を参照してください。
[Top]