sys.resource_governor_resource_pools (Transact-SQL)

SQL Server で格納されているリソースプール構成を返します。ビューの各行によってプールの構成が決定されます。

適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで)

pool_id

int

リソースプールの一意の ID。 NULL 値は許可されません。

name

sysname

リソースプールの名前。 NULL 値は許可されません。

min_cpu_percent

int

CPU の競合がある場合にリソースプールのすべての要求に保証される平均 CPU 帯域幅。 NULL 値は許可されません。

max_cpu_percent

int

CPU の競合がある場合にリソースプールのすべての要求に許可される最大平均 CPU 帯域幅。 NULL 値は許可されません。

min_memory_percent

int

リソースプールのすべての要求に保証されるメモリ量。これは、他のリソースプールとは共有されません。 NULL 値は許可されません。

max_memory_percent

int

このリソースプールの要求で使用できる合計サーバーメモリの割合。 NULL 値は許可されません。効果的な最大値はプールの最小値によって異なります。たとえば、max_memory_percent を 100 に設定することは可能ですが、効果的な最大値はそれより小さな値になります。

cap_cpu_percent

int

リソースプールのすべての要求に割り当てられる、CPU 帯域幅のハードキャップ。 CPU の最大帯域幅を、指定したレベルに制限します。値の許容範囲は 1 ～ 100 です。

適用対象: SQL Server 2012 から SQL Server 2014。

min_iops_per_volume

int

このプールのボリューム設定ごとの、1 秒あたりの最小 I/O 操作 (IOPS)。 0 = 予約なし。 NULL にすることはできません。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014。

max_iops_per_volume

int

このプールのボリューム設定ごとの、1 秒あたりの最大 I/O 操作 (IOPS)。 0 = 無制限。 NULL にすることはできません。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014。

説明

カタログビューには、格納されているメタデータが表示されます。メモリ内の構成を表示するには、対応する動的管理ビュー sys.dm_resource_governor_resource_pools (Transact-SQL) を使用します。

内容を表示するには VIEW ANY DEFINITION 権限が必要です。内容を変更するには CONTROL SERVER 権限が必要です。