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sys.dm_resource_governor_resource_pools (Transact-SQL)

リソース プールの現在の状態、現在の構成、および統計に関する情報を返します。

適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで)

列名

データ型

説明

pool_id

int

リソース プールの ID。 NULL 値は許可されません。

name

sysname

リソース プールの名前。 NULL 値は許可されません。

statistics_start_time

datetime

このプールの統計がリセットされた時刻。 NULL 値は許可されません。

total_cpu_usage_ms

bigint

リソース ガバナー統計がリセットされた後の累積 CPU 使用率 (ミリ秒単位)。 NULL 値は許可されません。

cache_memory_kb

bigint

現在の合計キャッシュ メモリ使用量 (KB 単位)。 NULL 値は許可されません。

compile_memory_kb

bigint

現在の合計メモリ流用量 (KB 単位)。 この量の大半はコンパイルと最適化に使用されますが、他のメモリ ユーザーに使用されている可能性もあります。 NULL 値は許可されません。

used_memgrant_kb

bigint

メモリ許可から現在使用 (流用) されている合計メモリ。 NULL 値は許可されません。

total_memgrant_count

bigint

このリソース プールにおけるメモリ許可の累積数。 NULL 値は許可されません。

total_memgrant_timeout_count

bigint

このリソース プールにおけるメモリ許可のタイムアウトの累積数。 NULL 値は許可されません。

active_memgrant_count

int

メモリ許可の現在の数。 NULL 値は許可されません。

active_memgrant_kb

bigint

現在のメモリ許可の合計 (KB 単位)。 NULL 値は許可されません。

memgrant_waiter_count

int

メモリ許可で現在保留中のクエリの数。 NULL 値は許可されません。

max_memory_kb

bigint

リソース プールで保持できる最大メモリ量 (KB 単位)。 これは、現在の設定およびサーバーの状態に基づいて決まります。 NULL 値は許可されません。

used_memory_kb

bigint

リソース プールに使用されているメモリ量 (KB 単位)。 NULL 値は許可されません。

target_memory_kb

bigint

リソース プールで取得しようとしている目標メモリ量 (KB 単位)。 これは、現在の設定およびサーバーの状態に基づいて決まります。 NULL 値は許可されません。

out_of_memory_count

bigint

リソース ガバナー統計がリセットされた後にプールで失敗したメモリ割り当ての数。 NULL 値は許可されません。

min_cpu_percent

int

CPU の競合がある場合にリソース プールのすべての要求に保証される平均 CPU 帯域幅の現在の構成。 NULL 値は許可されません。

max_cpu_percent

int

CPU の競合がある場合にリソース プールのすべての要求に許可される最大平均 CPU 帯域幅の現在の構成。 NULL 値は許可されません。

min_memory_percent

int

メモリの競合がある場合にリソース プールのすべての要求に保証されるメモリ量の現在の構成。 これは、他のリソース プールとは共有されません。 NULL 値は許可されません。

max_memory_percent

int

このリソース プールの要求で使用できる合計サーバー メモリの割合の現在の構成。 NULL 値は許可されません。

cap_cpu_percent

int

リソース プールのすべての要求に割り当てられる、CPU 帯域幅のハード キャップ。 CPU の最大帯域幅レベルを、指定したレベルに制限します。 値の許容範囲は 1 ~ 100 です。 NULL 値は許可されません。

適用対象: SQL Server 2012 から SQL Server 2014

min_iops_per_volume

int

このプールのディスク ボリューム設定ごとの、1 秒あたりの最小 I/O (IOPS)。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

max_iops_per_volume

int

このプールのディスク ボリューム設定ごとの、1 秒あたりの最大 I/O (IOPS)。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

read_io_queued_total

int

リソース ガバナーがリセットされた後にエンキューされた読み取り IO の合計。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

read_io_issued_total

int

リソース ガバナー統計がリセットされた後に発行された読み取り IO の合計。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

read_io_completed_total

int

リソース ガバナー統計がリセットされた後に完了した読み取り IO の合計。 NULL 値は許可されません。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

read_io_throttled_total

int

リソース ガバナー統計がリセットされた後に調整された読み取り IO の合計。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

read_bytes_total

bigint

リソース ガバナー統計がリセットされた後に読み取られたバイト数の合計。 NULL 値は許可されません。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

read_io_stall_total_ms

bigint

読み取り IO の発行から完了までの合計時間 (ミリ秒単位)。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

read_io_stall_queued_ms

bigint

読み取り IO の到着から完了までの合計時間 (ミリ秒単位)。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

プールの IO 設定によって待機時間が発生しているかどうかを調べるには、read_io_stall_total_ms から read_io_stall_queued_ms を減算します。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

write_io_queued_total

int

リソース ガバナー統計がリセットされた後にエンキューされた書き込み IO の合計。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

write_io_issued_total

int

リソース ガバナー統計がリセットされた後に発行された書き込み IO の合計。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

write_io_completed_total

int

リソース ガバナー統計がリセットされた後に完了した書き込み IO の合計。 NULL 値は許可されません。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

write_io_throttled_total

int

リソース ガバナー統計がリセットされた後に調整された書き込み IO の合計。 NULL 値は許可されません。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

write_bytes_total

bigint

リソース ガバナー統計がリセットされた後に書き込まれたバイト数の合計。 NULL 値は許可されません。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

write_io_stall_total_ms

bigint

書き込み IO の発行から完了までの合計時間 (ミリ秒単位)。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

write_io_stall_queued_ms

bigint

書き込み IO の到着から完了までの合計時間 (ミリ秒単位)。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

これは、IO リソース管理によって発生した遅延です。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

io_issue_violations_total

int

IO 発行違反の合計。 つまり、IO の発行レートが予約レートを下回った回数です。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

io_issue_delay_total_ms

bigint

IO の発行予定時間から実際に発行されるまでの合計時間 (ミリ秒単位)。 NULL 値が許可されます。 IO についてリソース プールが管理されていない場合 (リソース プールの MIN_IOPS_PER_VOLUME および MAX_IOPS_PER_VOLUME の設定が 0 の場合) は NULL です。

適用対象: SQL Server 2014 から SQL Server 2014

説明

リソース ガバナー ワークロード グループとリソース ガバナー リソース プールには、多対一のマッピングがあります。 このため、多くのリソース プール統計が、ワークロード グループ統計から派生しています。

この動的管理ビューには、メモリ内の構成が表示されます。 格納されている構成メタデータを表示するには、sys.resource_governor_resource_pools カタログ ビューを使用します。

権限

VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

関連項目

参照

動的管理ビューおよび関数 (Transact-SQL)

sys.dm_resource_governor_workload_groups (Transact-SQL)

sys.resource_governor_resource_pools (Transact-SQL)

ALTER RESOURCE GOVERNOR (Transact-SQL)