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TOTALQTD 関数

現在のコンテキストで、四半期累計の日付に対して expression の値を評価します。

構文

TOTALQTD(<expression>,<dates>[,<filter>])

パラメーター

パラメーター

定義

expression

スカラー値を返す式。

dates

日付を格納する列。

filter

(省略可能) 現在のコンテキストに適用されるフィルターを指定する式。

戻り値

dates に日付が指定されている場合は、現在の四半期累計のすべての日付に対して評価された expression を表すスカラー値。

説明

注意

コンテキストが数式の結果に与える影響の詳細については、「Context」を参照してください。

dates 引数には、次のいずれかを指定できます。

  • 日付/時刻列への参照。

  • 日付/時刻値の単一列を返すテーブル式。

  • 日付/時刻値の単一列テーブルを定義するブール式。

注意

ブール式の制約の詳細については、「CALCULATE 関数」を参照してください。

注意

filter 式の制約の詳細については、「CALCULATE 関数」を参照してください。

この DAX 関数は DirectQuery モードでは使用できません。DirectQuery モデルの制限の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=219172 を参照してください。

次の例は、インターネット販売の "四半期の集計途中経過" または "四半期の累計" を計算するメジャーを作成する数式です。

この数式の動作を確認するには、ピボットテーブルを作成し、ピボットテーブルの [行ラベル] 領域に CalendarYear フィールド、CalendarQuarter フィールド、および MonthNumberOfYear フィールドを追加します。 次に、コード例で定義されている数式を使用して、ピボットテーブルの [値] 領域に Quarter-to-date Total という名前のメジャーを追加します。

コード

=TOTALQTD(SUM(InternetSales_USD[SalesAmount_USD]),DateTime[DateKey])

関連項目

参照

ALL 関数

CALCULATE 関数

TOTALYTD 関数

TOTALMTD 関数

その他の技術情報

サンプル データの入手