ストアド プロシージャの使用 (MDX)
.NET ストアド プロシージャやユーザー定義関数を記述して Analysis Services および多次元式 (MDX) の機能を拡張できます。 詳細については、「ADOMD.NET サーバー プログラミング」を参照してください。
ストアド プロシージャを参照する、または呼び出す場合、名前の後にかっこを付けて関数名を指定します。 かっこ内には、引数、つまりパラメーターに設定するデータを指定する式を指定することができます。 関数を呼び出す場合、すべてのパラメーターに対する引数値を指定する必要があります。また、引数値を指定する順序は、ユーザー定義関数でパラメーターの定義された順序と同一である必要があります。
次のクエリでは、SampleAssembly という名前のアセンブリが Analysis Services サーバーに登録されていることを前提としています。
SELECT SampleAssembly.RandomSample([Geography].[State-Province].Members, 5) on ROWS,
[Date].[Calendar].[Calendar Year] on COLUMNS
FROM [Adventure Works]
WHERE [Measures].[Reseller Freight Cost]
注意
ストアド プロシージャとは、これらの種類の関数を指して用いられる Microsoft SQL Server Analysis Services の用語です。以前のバージョンの Analysis Services では、これらの種類の関数をユーザー定義関数と呼んでいました。
ストアド プロシージャの種類
Analysis Services は COM アセンブリと CLR アセンブリの両方をサポートします。 CLR アセンブリでは使用可能なセキュリティが拡張されているため、CLR アセンブリをお勧めします。 サーバーに Microsoft Office Excel がインストールされている場合、Excel 関数も使用可能です。
注意
Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) COM アセンブリは自動的に登録されます。