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sys.fn_trace_getfilterinfo (Transact-SQL)

指定したトレースに適用されるフィルターの情報を返します。

重要

この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。代わりに拡張イベントを使用します。

適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで)

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

fn_trace_getfilterinfo ( trace_id )

引数

  • trace_id
    トレースの ID を指定します。 trace_id のデータ型は int で、既定値はありません。

返されるテーブル

次の情報を返します。 列の詳細については、「sp_trace_setfilter (Transact-SQL)」を参照してください。

列名

データ型

説明

columnid

int

フィルターが適用される列の ID。

logical_operator

int

AND または OR 演算子が適用されるかどうかを示します。

comparison_operator

int

実行される比較の種類を示します。次の種類があります。

0 = 等しい

1 = 等しくない

2 = より大きい

3 = より小さい

4 = 以上

5 = 以下

6 = 一致

7 = 一致しない

value

sql_variant

フィルターを適用するときに使用する値を示します。

説明

ユーザーは trace_id 値を設定して、トレースの識別、変更、および制御を行います。 特定のトレースの ID が渡された場合、fn_trace_getfilterinfo ではそのトレースのすべてのフィルターに関する情報が返されます。 指定されたトレースにフィルターがない場合、空の行セットが返されます。 無効な ID が渡された場合、空の行セットが返されます。 トレースの同様の情報については、「sys.fn_trace_getinfo (Transact-SQL)」を参照してください。

権限

サーバーに対する ALTER TRACE 権限が必要です。

使用例

次の例では、トレース番号 2 のすべてのフィルターに関する情報を返します。

SELECT * FROM fn_trace_getfilterinfo(2) ;
GO

関連項目

タスク

トレースの作成 (Transact-SQL)

参照

sp_trace_setfilter (Transact-SQL)

sp_trace_create (Transact-SQL)

sp_trace_generateevent (Transact-SQL)

sp_trace_setevent (Transact-SQL)

sp_trace_setstatus (Transact-SQL)

sys.fn_trace_geteventinfo (Transact-SQL)

sys.fn_trace_getinfo (Transact-SQL)

sys.fn_trace_gettable (Transact-SQL)