SaveChangeAction 列挙体

変更によって示されるアクションの種類を表します。

名前空間: Microsoft.Synchronization
アセンブリ: Microsoft.Synchronization (microsoft.synchronization.dll 内)

構文

'宣言
Public Enumeration SaveChangeAction
'使用
Dim instance As SaveChangeAction
public enum SaveChangeAction
public enum class SaveChangeAction
public enum SaveChangeAction
public enum SaveChangeAction

メンバー

  メンバー名 説明
ChangeIdUpdateVersionAndDeleteAndStoreTombstone StoreMergeTombstone に示されている手順と同じ手順で、優先されない項目 ID のマージ廃棄標識を格納します。優先される項目 ID によって識別された項目を削除し、その廃棄標識を格納します。 
ChangeIdUpdateVersionAndMergeData 同期元項目のデータが同期先項目と結合されます。StoreMergeTombstone に示されている手順と同じ手順で、優先されない項目 ID のマージ廃棄標識を格納します。 
ChangeIdUpdateVersionAndSaveData StoreMergeTombstone に示されている手順と同じ手順で、優先されない項目 ID のマージ廃棄標識を格納します。 
ChangeIdUpdateVersionOnly StoreMergeTombstone に示されている手順と同じ手順で、優先されない項目 ID のマージ廃棄標識を格納します。優先される項目の変更のメタデータのみを適用します。 
Create 項目は、新しく、同期先項目ストアで作成されます。 
CreateGhost 項目の非実体を作成します。非実体とは、その項目が最近フィルターに含まれていたかどうかを示す値と除外バージョンの両方を含む項目です。除外バージョンとは、項目をフィルターから除外した変更のバージョンを示します。 
DeleteAndRemoveTombstone 項目は、同期先項目ストアから削除されます。廃棄標識は、同期先メタデータに保持されません。このアクションは、同期元レプリカが廃棄標識をクリーンアップした項目削除に対応し、忘れられたナレッジの復旧中に呼び出されます。 
DeleteAndStoreTombstone 項目は、同期先項目ストアから削除されます。廃棄標識は、同期先メタデータに保存されます。このアクションは、同期元レプリカから削除された項目に対応します。 
DeleteConflictingAndSaveSourceItem 同期元の変更が同期先レプリカに適用され、競合する同期先の項目は同期先レプリカから削除されます。 
DeleteGhostAndStoreTombstone 非実体の項目を廃棄標識に変更します。これは、項目が削除されたことを示します。そのためには、項目が削除されたことを示す値を格納します。 
DeleteGhostWithoutTombstone メタデータ ストアから非実体の項目を削除し、項目の廃棄標識を格納しません。 
MarkItemAsGhost アクティブな項目を非実体に変更します。これを行うには、項目が最近フィルターに含まれていたことを示す値を格納して、この変更のバージョンを項目の除外バージョンとして格納し、項目ストアから項目データを削除します。 
RenameDestinationAndUpdateVersionData 同期先レプリカの競合している項目は、同期元プロバイダーから送信された変更と以降の競合を避けるために名前が変更され、同期元プロバイダーから送信された変更が同期先レプリカに適用されます。 
RenameSourceAndUpdateVersionAndData 同期元プロバイダーから送信された変更は、同期先レプリカの競合する項目と以降の競合を避けるために名前が変更され、同期先レプリカに適用されます。 
StoreMergeTombstone マージ廃棄標識を同期先メタデータに格納します。優先されない項目 ID として id1、優先される項目 ID として id2 を指定するマージ アクションを考えてみます。マージ廃棄標識には、優先されない項目 ID として id1、優先される項目 ID として id2 が含まれます。優先されない項目 ID として id1 を含み、さらに、優先される項目 ID として別の項目 ID id3 を含む同期先レプリカにマージ廃棄標識が既に存在する場合は、次の手順を実行します。 
UnmarkItemAsGhost 非実体の項目をアクティブ化します。これを行うには、メタデータから除外バージョンを削除し、項目データを項目ストアに格納します。 
UpdateGhost 非実体の項目のバージョンを更新します。これは、除外バージョンではなく、項目の現在のバージョンへの更新です。 
UpdateVersionAndData 項目データは、同期先項目ストアに適用されます。既存のデータは上書きされます。提供されたバージョンは、同期先メタデータの既存のバージョンを上書きします。このアクションは、同期元レプリカの項目の作成、項目の更新、または変更単位の更新に対応します。このアクションは、同期元プロバイダーの項目が競合で優先されるデータとして選択されたときにも発生します。 
UpdateVersionAndMergeData 同期先項目ストアに適用される項目データです。既存の項目データは、一部のプロバイダー固有のメソッドを使用して、更新された項目データにマージされます。バージョンは、同期先メタデータの既存のバージョンを上書きします。このアクションは、競合の解決アクションが Merge である場合に発生します。 
UpdateVersionOnly 項目データは、同期先項目ストアで変更されません。バージョンは、同期先メタデータで上書きされます。このアクションは、同期先プロバイダーの項目が競合で優先されるデータとして選択されたときにも発生します。 

解説

プロバイダーが変更バッチ全体のトランザクションを使用しない場合、プロバイダーは、SaveChangeContext オブジェクトから更新されたナレッジを取得して、変更の適用と同時にこれを保存する必要があります。

参照

リファレンス

Microsoft.Synchronization 名前空間