適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2
Configuration Manager 2007 の[<ソフトウェアの更新名> のプロパティ]ダイアログ ボックスの[最長実行時間]タブを使用して、クライアント コンピュータでソフトウェアの更新のインストールを完了するまでの最長時間を設定します。最長実行時間に達すると、ステータス メッセージが作成され、ソフトウェアの更新のインストールに関する展開の監視が終了します。この設定は、Microsoft Update と同期するサイトでのみ構成できます。これは、ほとんどの場合セントラル サイトです。
この設定は、構成されたメンテナンス ウィンドウ内でソフトウェアの更新のインストールを開始するかどうかを判断するためにも使用されます。最長実行時間がメンテナンス ウィンドウの残り時間より長い場合、ソフトウェアの更新のインストールは、次回のメンテナンス ウィンドウが開始するまで実行されません。構成された 1 つのメンテナンス ウィンドウでクライアント コンピュータにインストールするソフトウェアの更新が複数ある場合は、実行時間が最短のインストールから順にインストールされます。クライアントは、各更新をインストールする前に、使用可能なメンテナンス ウィンドウの長さが更新をインストールするのに十分かどうかを検証します。更新のインストールが開始された後は、メンテナンス ウィンドウが終了してもインストールは続行されます。
重要
設定した最長実行時間が、構成されたメンテナンス ウィンドウより短いことを確認してください。長いと、ソフトウェアの更新のインストールがいつまでも開始されません。
一部のソフトウェアの更新では、インストールに既定の設定より長い時間がかかります。サイズの大きいソフトウェアの更新に備えて、[最長実行時間 (分)]の設定値を大きくしておくことをお勧めします。
注意
このタブは、複数のソフトウェアの更新のプロパティを開いている場合は表示されません。
[最長実行時間]タブには、次の要素があります。
- [最長実行時間 (分間)]
Configuration Manager によるインストール監視が終了するまでに、ソフトウェアの更新のインストールを完了しなければいけない時間 (分単位) を指定します。この設定は、メンテナンス ウィンドウの終了までに更新をインストールするための十分な時間があるかどうかを判断するためにも使用されます。既定値は、サービス パックが 60 分、その他のすべての種類のソフトウェアの更新が 20 分です。設定可能な値の範囲は 5 ~ 9999 分です。
- [OK]
変更を保存してダイアログ ボックスを閉じます。
- [キャンセル]
変更を保存せずにダイアログ ボックスを閉じます。
- [適用]
変更を保存してダイアログ ボックスを開いたままにします。
- [ヘルプ]
ダイアログ ボックスのこのタブに関するヘルプ トピックを開きます。
参照:
タスク
概念
メンテナンス ウィンドウについて
ソフトウェアの更新のサーバー設定の計画
その他のリソース
その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.