必要な構成管理に含まれる同じ名前の構成データを識別する方法
適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2
Configuration Manager 2007 では、構成基準や構成項目に同じ名前を付けることができます。このため、Configuration Manager でそれぞれのノードの下にある構成基準や構成項目の識別が難しいことがあります。
ただし、構成項目の種類が異なる場合は、Configuration Manager コンソールで名前の前に特定のアイコンが表示されるので簡単に識別できます。［種類］列にも識別するためのプロパティが表示されます。たとえば、アプリケーション構成項目とオペレーティング システム構成項目に同じ名前を指定できますが、Configuration Manager では名前の横にあるアイコンが異なるため識別できます。さらに、［種類］列の下にそれぞれ［アプリケーション］と［オペレーティング システム］と表示されます。
構成基準または構成項目を複製すると、複製された構成データは自動的に同じ名前で構成されますが、元のデータと区別できるように角かっこで囲まれた番号が付加されます。この自動生成された名前は、プロパティを編集するときに編集できます。ただし、この名前を編集して元の名前とまったく同じにすることもできるため、元のデータと複製データがまったく異なるプロパティを持っていても識別が難しくなります。
構成データの名前が同じになるその他のケースとしては、複数の管理者が構成データを構成またはインポートし、名前が一意でないことに気付いていない場合が考えられます。これは特に、子サイトの管理者も構成基準または構成項目を作成またはインポートした場合に当てはまります。
同じ表示名を持つ構成データを識別するには、［CI の固有 ID］の値を使用します。これは、Configuration Manager で構成基準または構成項目を一意に識別するために使用される長い英数字の文字列です。
Configuration Manager コンソールでこの一意の文字列を確認するには、次の手順に従ってください。
同じ名前の構成データを識別するには
Configuration Manager コンソールで、［System Center Configuration Manager］、［サイト データベース］、［コンピュータの管理］、［必要な構成管理］の順に移動します。
同じ名前の構成基準を識別するには、［構成基準］ノードをクリックします。種類と名前が同じ構成項目を識別するには、［構成項目］ノードをクリックします。
ノードを右クリックし、［表示］、［列の追加と削除］の順にクリックします。［利用可能］列の下で、［CI の一意の ID］をクリックし、続いて［追加］をクリックします。
識別用文字列を名前のすぐ後に表示する場合は、［CI の一意の ID］が選択されている状態で、［名前］のすぐ下に表示されるようになるまで［上へ移動］をクリックします。
［OK］をクリックします。
注意
必要な構成管理のホーム ページのオプションの詳細については、「構成基準のホーム ページ」および「構成項目のホーム ページ」を参照してください。
参照:
タスク
必要な構成管理の構成基準の名前を変更する方法
必要な構成管理の構成項目名の変更方法
必要な構成管理の結果列の使用方法
概念
必要な構成管理の構成基準について
必要な構成管理の構成項目について
その他のリソース
その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.