次の方法で共有


Windows Server Update Services 3.0 のインストール方法

適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

Configuration Manager 2007 のサイト システム サーバーでソフトウェアの更新ポイントを正常にインストールおよび構成するには、先に Windows Server Update Services (WSUS) 3.0 をサーバーにインストールしておく必要があります。

重要

Configuration Manager 2007 Service Pack 1 (SP1) には、WSUS 3.0 SP1 または WSUS 3.0 Service Pack 2 (SP2) が必要です。WSUS 3.0 SP2 は、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 オペレーティング システム用の Configuration Manager 2007 SP2 ソフトウェア更新管理をサポートするために必要です。

注意

サイトのアクティブなソフトウェアの更新ポイントがリモート サイト システム サーバーにインストールされている場合は、サイト サーバーに WSUS 3.0 管理コンソールをインストールする必要があります。詳細については、「Windows Server Update Services 3.0 管理コンソールのインストール方法」を参照してください。

WSUS 3.0 の構造を計画し、ソフトウェアの更新ポイントとして構成するサーバーに WSUS 3.0 をインストールするには、次の手順に従います。

セットアップ ウィザードを使用して WSUS 3.0 をインストールするには

  1. ソフトウェアの更新ポイントのインフラストラクチャを決定する」を参照して、サイトにインストールする WSUS 3.0 サーバーの数と、環境内でそれらのサーバーを設置する場所を決定します。

  2. Windows Server Update Services のホーム Web ページ (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=88321) (英語版の可能性があります) から WSUS インストーラ ファイルをダウンロードし、WSUS をインストールするサーバーからアクセスできる場所に保存します。

  3. WSUS インストール ファイルをダブルクリックします。

  4. [次へ] をクリックし、[サーバーの完全インストール (管理コンソールを含む)] を選択し、[次へ] をクリックします。

  5. [使用許諾契約書に同意します] をクリックし、 [次へ] をクリックします。

  6. [更新プログラムをローカルに保存する] を選択し、パスを指定して、[次へ] をクリックします。

  7. WSUS 3.0 データベースの管理に使用するソフトウェアを指定します。WSUS を使用して Windows Internal Database (Microsoft SQL Server 2005 Embedded Edition) をインストールすることも、WSUS でローカルまたはリモート コンピュータ上の SQL Server 2005 を使用するように構成することも可能です。既定では、[このコンピュータに Microsoft SQL Server 2005 Embedded Edition (Windows) をインストールする] が選択されます。WSUS によって、Windows Internal Database が作成されるか、既存の Microsoft SQL 2005 サーバーおよびインスタンスへの接続がテストされます。[次へ] をクリックします。

  8. 既存のインターネット インフォメーション サービス (IIS) の既定の Web サイトを使用するか、カスタムの WSUS 3.0 Web サイトを作成するかを指定します。ソフトウェアの更新ポイントとして WSUS サーバーを使用する場合は、[Windows Server Update Services 3.0 Web サイトを作成する] を選択することをお勧めします。既定では、カスタムの WSUS Web サイトは HTTP ポート 8530 と HTTPS (SSL) ポート 8531 を使用します。[次へ] をクリックします。

  9. 指定した設定を確認し、[次へ] をクリックします。ウィザードが完了したら、[完了] をクリックします。

    重要

    セットアップ ウィザードを完了すると、WSUS 3.0 の構成ウィザードが自動的に開きます。Configuration Manager 2007 で WSUS 設定を管理するので、構成ウィザードが開いたら閉じます。

参照:

タスク

Windows Server Update Services 3.0 管理コンソールのインストール方法

概念

ソフトウェアの更新ポイントについて
管理者チェックリスト :ソフトウェアの更新の構成
管理者チェックリスト :混在モード サイトでのソフトウェアの更新ポイントの構成
管理者チェックリスト :ネイティブ モード サイトにおけるソフトウェアの更新ポイントの構成
ソフトウェアの更新における管理者のワークフロー
ソフトウェアの更新ポイントのインフラストラクチャを決定する
ソフトウェアの更新ポイントのインストールの計画
ソフトウェアの更新ポイントの設定の計画
ソフトウェアの更新の前提条件

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.