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802.1X ネットワークおよびワイヤレス ネットワークのサポートを構成するかどうかを判断する

発行: 2009年10月

適用対象: System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP2

Configuration Manager 2007 SP2 は、802.1X 認証ワイヤード (有線) ネットワークまたはワイヤレス ネットワーク接続時の AMT ベース コンピュータの帯域外管理をサポートしています。帯域外管理サポートをこれらのネットワーク用に構成するかを決めるには、次の情報を検討してください。

注意

このトピックの情報は、Configuration Manager 2007 SP2 のみに適用されます。

次のすべての状況が当てはまる場合は、802.1X 認証ワイヤード (有線) ネットワークまたはワイヤレス ネットワーク用に帯域外管理サポートを構成することを検討します。

  • AMT バージョンは 4.0 以降で、Configuration Manager 2007 SP2 によりサポートされている。サポートされている AMT のバージョンの詳細については、「Configuration Manager 2007 SP2 がサポートする構成」を参照してください。

  • 帯域外管理の前提条件 の外部の依存関係に記載されているとおりの 802.1X 認証ワイヤード (有線) ネットワークまたはワイヤレス ネットワークのインフラストラクチャ サポートがある。

  • RADIUS ソリューションにクライアント PKI 証明書が必要な場合は、エンタープライズ CA が AMT ベース コンピュータの代わりに、これらの証明書を自動的に発行できます。この証明書に関する要件の詳細については、「帯域外管理の証明書要件」および「帯域外管理の証明書について」を参照してください。

  • AMT ベース コンピュータが 802.1X 認証が必要ないイーサネット ポートに接続しているとき、または休止時や電源オフ時以外にオペレーティング システム経由で 802.1X 認証ネットワークに接続しているときに、これらのコンピュータをプロビジョニングでき、管理コントローラを更新できる。

  • DHCP が使用されていて、ホスト コンピュータ (オペレーティング システムがインストールされている場合) および AMT ベース コンピュータの AMT で構成されている IP アドレスが含まれるホスト レコードを使用して DNS を更新している。

    注意

    この状況では結果として、AMT ベース コンピュータの異なる IP アドレスが含まれるホスト レコードが複数存在することになります。帯域外管理接続では AMT ベース コンピュータの完全修飾ドメイン名が使用され、Configuration Manager は名前解決から取得された IP アドレスがホスト コンピュータのものか、AMT のものかを区別することができません。したがって、使用するアドレスの選択は暫定的になります。この場合、ホスト コンピュータが休止状態または電源オフ状態にあるときにそのアドレスが使用されると、接続が失敗する可能性があります。

  • 802.1X 認証ワイヤード (有線) ネットワークまたはワイヤレス ネットワーク上での帯域外管理サポートを、保守目的でのコンピュータの電源オン、ソフトウェアの更新のインストール、コンピュータの再イメージング、応答しなくなったコンピュータの再起動などのタスクに向けて拡張する必要がある。

参照:

タスク

AMT ベース コンピュータを 802.1X 認証ワイヤード (有線) ネットワークおよびワイヤレス ネットワーク用に構成する方法
AMT プロビジョニングの構成方法
帯域外管理を使用してプロビジョニングされたコンピュータの AMT 設定を更新する方法

概念

帯域外管理用の AMT プロビジョニングについて
帯域外管理の概要

その他のリソース

帯域外管理の計画
帯域外管理のタスク

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.