電源管理からコンピュータを除外する方法
適用対象: System Center Configuration Manager 2007 R3
Configuration Manager 2007 R3 では、コンピュータに電源管理設定が適用されるのを防ぐことができます。たとえば、サーバーのコレクションを電源プランの適用対象から除外したい場合があります。コンピュータが電源管理設定から除外されるコレクションのメンバである場合、そのコンピュータが電源管理設定を適用する別のコレクションに属していても、このコンピュータには電源管理設定が適用されません。
コンピュータを電源管理から除外するのが適しているのは、次のような場合です。
事業の必要性からコンピュータを常時オンにしておく必要がある場合
電源管理設定を適用しないコンピュータで構成される、制御コレクションを作成した場合
一部のコンピュータに、電源管理設定を適用する機能が備わっていない場合
Windows Server を実行しているコンピュータを、電源管理から除外する場合
注意
Windows XP または Windows Server 2003 を実行するコンピュータに適用された電源設定は、そのコンピュータを電源管理から除外した場合でも、元の値に戻りません。Windows のこれより新しいバージョンでは、電源管理からコンピュータを除外すると、すべての電源設定が元の値に戻ります。個々の電源設定をその元の値に戻すことはできません。
注意
このトピックの情報は、Configuration Manager 2007 R3 のみに適用されます。
コンピュータのコレクションを電源管理から除外するには
Configuration Manager コンソールで、[System Center Configuration Manager]、[サイト データベース]、[コンピュータの管理]、[コレクション] の順に移動します。
変更するコレクションを右クリックし、[コレクション設定の変更] をクリックします。
[<コレクション名> の設定] ダイアログ ボックスの [電源管理] タブで、[電源管理設定を有効にする] オプションを選択します。
[このコレクションのコンピュータに電源管理設定を適用しない] オプションを選択します。
[OK] をクリックして [<コレクション名> の設定] ダイアログ ボックスを閉じます。
参照:
概念
その他のリソース
Configuration Manager 2007 R3 の電源管理
その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
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