保護エージェントに関する問題をトラブルシューティングする方法
適用対象: System Center Data Protection Manager 2010
トラブルシューティングを始める前に、次のいずれかの問題が状況に当てはまるかどうかを調べてください。エージェントに関する問題の解決方法については、『DPM 2010 展開ガイド』の「DPM のインストールに関するトラブルシューティング」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=179378) (英語) を参照してください。
DPM 保護エージェントをコンピューターにインストールできない
コンピューターがネットワークに接続され、DPM サーバーからコンピューターにリモートでアクセスできることを確認してください。
保護エージェントをインストールする際は、DPM サーバーと保護されるコンピューターが両方ともネットワークに接続されている必要があります。
保護されるコンピューターに、サポート対象の Windows オペレーティング システムがインストールされていることを確認してください。
保護されるコンピューターのオペレーティング システムを確認してください。
保護されるコンピューターでファイアウォールが有効になっていないことを確認してください。ファイアウォールが DPM サーバーからの要求をブロックしている可能性があります。
ファイアウォールが有効になっている場合は、ファイアウォールの構成で、DPM サーバーと保護されるコンピューターの間の通信を許可する必要があります。ファイアウォールの構成方法の詳細については、「DPM サーバーに Windows ファイアウォールを構成する」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=179380) (英語) を参照してください。
DPM サーバーでファイアウォールが有効になっていないことを確認してください。
ファイアウォールが有効になっている場合は、ファイアウォールの構成で、コンピューターへの保護エージェントのインストールを許可する必要があります。
以前のバージョンの保護エージェントが保護されるコンピューターに既にインストールされていないことを確認してください。
保護される同じコンピューターに 2 つのバージョンの保護エージェントをインストールすることはできません。
リモート レジストリ サービスが保護されるコンピューター上で実行されていることを確認してください。
保護エージェントをインストールする前に、DPM サーバーとコンピューターの両方でリモート レジストリ サービスが実行されていることが必要です。[管理ツール] でリモート レジストリ サービスを実行してから保護エージェントをインストールしてください。
リモート プロシージャ コール (RPC) が使用可能であることを確認してください。
RPC が使用可能であることが必要です。Windows での "RPC サーバーを利用できません" のトラブルシューティングに関するマイクロソフト サポート技術情報の記事 555839 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=45817) を参照してください。
コンピューター上のブート ボリュームのフォーマット形式が FAT (ファイル アロケーション テーブル) ではないことを確認してください。
十分な領域がある場合は、ブート ボリュームを NTFS ファイル システムに変換してください。
DPM 保護エージェントをコンピューターからアンインストールできない
保護されるコンピューターがネットワークに接続していることを確認してください。
保護エージェントをアンインストールするには、保護されるコンピューターがネットワークに接続されている必要があります。
保護エージェントをインストールした後に、保護されるコンピューターの名前を変更したり、保護対象コンピューターを別の Active Directory ドメインに移動していないことを確認してください。
保護エージェントをアンインストールするには、保護されるコンピューターが、保護エージェントをインストールしたときと同じ名前で同じドメインにある必要があります。
エージェントをローカルでアンインストールしてから、DPM 管理者コンソールから該当エントリを削除します。
DPM 保護エージェントと DPM またはその他のソフトウェアとの互換性がない
DPM ソフトウェアをアップグレードした後で、保護エージェントを更新したことを確認してください。
エージェントの更新プログラムがあるかどうかを調べるには、管理タスク領域の [エージェント] タブを確認します。
DPM が対応するサーバー更新プログラムを受信する前に、Microsoft Update を使用して保護エージェントをアップグレードしていないか確認してください。
Microsoft Update は自動的に実行されるため、保護エージェントと DPM に互換性があることを確認してください。
エージェント操作で、指定されたコンピューター上の DPM エージェント コーディネーター サービスと通信しようとしたときにエラーが発生した
COM アクセス許可を確認してください。
保護されるコンピューター上で COM アクセス許可を確認してください。『DPM 2010 トラブルシューティング ガイド』の「保護エージェントのインストールの問題に関するトラブルシューティング」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=179387) (英語) を参照してください。