テープを空きテープとしてマークする方法
適用対象: System Center Data Protection Manager 2010
"空き" テープとは、バックアップやコピーなどの操作でデータの書き込み先として使用できるテープのことです。別の DPM サーバー上の期限切れテープを再利用するには、そのテープをテープ ライブラリまたはスタンドアロンのテープ ドライブに追加し、空きテープとしてマークする必要があります。同じ DPM サーバーで管理されている期限切れテープは、管理者が空きテープとしてマークしなくても自動的に再利用できます。
空のテープは自動的に空きテープとしてマークされます。
テープを空きテープとしてマークするには
DPM 管理者コンソールのナビゲーション バーで、[管理] をクリックし、[ライブラリ] タブをクリックします。
表示ウィンドウで、テープ ライブラリまたはスタンドアロンのテープ ドライブを展開し、空きテープとしてマークするテープを選択します。
[操作] ウィンドウで、[空きテープとしてのマーク] をクリックします。
DPM 管理シェルを使用してテープを空きテープとしてマークするには
テープを空きテープとしてマークするには、次の構文を使用します。
Set-Tape [-Tape] <Media[]> -Free [-PassThru] [-Verbose] [-Debug] [-ErrorAction <ActionPreference> ] [-ErrorVariable <String> ] [-OutVariable <String> ] [-OutBuffer <Int32> ]
テープを空きテープではないとしてマークするには、次の構文を使用します。
Set-Tape [-Tape] <Media[]> -NotFree [-PassThru] [-Verbose] [-Debug] [-ErrorAction <ActionPreference> ] [-ErrorVariable <String> ] [-OutVariable <String> ] [-OutBuffer <Int32> ]
詳細については、DPM 管理シェルに「Get-Help Set-Tape -detailed」と入力してください。
技術情報については、DPM 管理シェルに「Get-Help Set-Tape -full」と入力してください。