メンバーを保護グループに追加する方法
適用対象: System Center Data Protection Manager 2010
保護グループを作成した後で、グループの作成時に保護対象として選択しなかった、保護されたボリューム上のデータ ソースを保護しなければならない場合があります。
メンバーを保護グループに追加する際のガイドラインを次に示します。
再解析ポイントを含むデータ ソースを選択すると (マウント ポイントや接合ポイントは、再解析ポイントを含むデータ ソースです)、再解析ポイントのターゲットを保護グループに含めるかどうかを指定するように指示されます。再解析ポイント自体はレプリケーションされません。データを回復したときは、再解析ポイントを手動で作成し直す必要があります。
システム ボリュームとプログラム フォルダーは、ボリュームまたは共有としての保護対象から除外することをお勧めします。システム ファイルやプログラム フォルダーが含まれているボリュームを保護しても、オペレーティング システムやコンピューターの状態を復元することはできません。コンピューターの状態を復元するには、コンピューターのシステム状態を保護対象のデータ ソースとして選択する必要があります。コンピューターの復元の詳細については、『DPM 運用ガイド』の「障害回復」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=179152) (英語) を参照してください。
Exchange Server 2003 を実行している単一のコンピューター上のストレージ グループはすべて、同じ保護グループに存在する必要があります。
保護グループ メンバーを追加するには
DPM 管理者コンソールのナビゲーション バーで、[保護] をクリックします。
表示ウィンドウで、メンバーの追加先の保護グループを選択します。
[操作] ウィンドウで、[保護グループの変更] をクリックします。
保護グループの変更ウィザードで、画面の指示に従ってデータ ソースを保護グループに追加します。
DPM 管理シェルを使用して保護グループ メンバーを追加するには
メンバーを保護グループに追加するには、次の構文を使用します。
Add-ChildDatasource -ProtectionGroup <ProtectionGroup> -ChildDatasource <ProtectableObject[]> [-PassThru]
詳細については、DPM 管理シェルで「Get-Help Add-ChildDatasource -detailed」と入力してください。
技術情報の詳細については、DPM 管理シェルで「Get-Help Add-ChildDatasource-full」と入力してください。