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Configuration Manager のサイト運用の計画

 

適用対象: System Center 2012 Configuration Manager,System Center 2012 Configuration Manager SP1,System Center 2012 Configuration Manager SP2,System Center 2012 R2 Configuration Manager,System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1

次のセクションの情報を、サイトの操作の計画をたてるときの参考にしてください。

  • バックアップと回復の計画

  • クライアント管理の計画

  • Configuration Manager のメンテナンス タスクの計画

  • アラートの計画

バックアップと回復の計画

Configuration Manager のようなエンタープライズ ソリューションでは、重要なデータの損失を防ぐために、バックアップと復元の両方の準備を整えておく必要があります。 このような準備は、Configuration Manager サイトと階層のデータの損失を最小限に抑え、できる限り短時間で回復するために欠かせない作業です。

Configuration Manager サイトは、大量のデータを含んでおり、そのほとんどはサイト データベースに格納されます。 サイトを適切にバックアップするには、階層内の中央管理サイトおよび各プライマリ サイトに、サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクをスケジュールします。 サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクでは、サイトの完全なバックアップ スナップショットが作成されます。このスナップショットには、回復操作の実行に必要なすべてのデータが含まれています。 サイト データベースをバックアップするための独自の方法を使用することもできます。 たとえば、SQL Server のメンテナンス計画の一部としてサイト データベースのバックアップを作成できます。

Configuration Manager の階層によって、データの損失を回避するためのサイトのバックアップの要件は異なります。 たとえば、次の場合を考えます。

  • 子プライマリ サイトがある中央管理サイト:Configuration Manager の階層がある場合は、サイトのバックアップがなくてもサイトを回復できる可能性があります。 階層ではデータベース レプリケーションが使用されるため、回復に必要なデータを階層内の別のサイトから取得できます。 バックアップを使用したサイトの復元の利点は、最後のバックアップ以降に変更されたデータのみを他のサイトから取得すればよいことです。これにより、ネットワーク経由で転送されるデータ量が減少します。

  • スタンドアロン プライマリ サイト:スタンドアロン プライマリ サイトを使用する場合 (中央管理サイトがない) は、データの損失を回避するために Configuration Manager バックアップが必要となります。

  • セカンダリ サイト:セカンダリ サイトをバックアップすることはできませんが回復することはできます。 回復するには、障害発生後にセカンダリ サイトを再インストールする必要があります。

サイトのバックアップを構成する方法およびサイトを回復する方法の詳細については、「Configuration Manager のバックアップと回復」を参照してください。

Configuration Manager の新機能

[!メモ]

このセクションの情報は、次の場所にも表示されます: 「System Center 2012 Configuration Manager の概要」ガイド

次の項目は Configuration Manager 2007 以降の新機能です。

  • しかし、System Center 2012 Configuration Manager では、回復プロセスが Configuration Manager のセットアップ ウィザードに組み込まれています。Configuration Manager 2007 では、サイトの修復ウィザードを使ってサイトを回復していました。

  • System Center 2012 Configuration Manager には、次の回復オプションがあります。

    サイト サーバー

    • バックアップからサイト サーバーを回復する

    • サイト サーバーを再インストールする

    サイト データベース

    • バックアップからサイト データベースを回復する

    • 新しいサイト データベースを作成する

    • 手動で回復したサイト データベースを使用する

    • データベースの回復をスキップする

  • System Center 2012 Configuration Manager のデータベースのレプリケーションとは、サイトのデータベースに加えられた変更を階層の他のサイトのデータベースに保存されている情報に結合するために、SQL サーバーを使ってデータを転送するプロセスのことです。 レプリケーションによって、すべてのサイトで同じ情報を共有できるようになります。

    System Center 2012 Configuration Manager でサイトを回復するときは、障害発生前にサイトで作成されたグローバル データを取得するために、データベースのレプリケーションを利用します。 そのため、バックアップがない場合でも、データの損失が最小限に抑えられます。

  • 無人インストール用スクリプトを作成して、Setup コマンドと /script オプションを使用することにより、無人でサイトの回復処理を開始することができます。

Configuration Manager SP1 の新機能

次の項目は System Center 2012 Configuration Manager 以降の新規機能です。

  • Configuration Manager SP1 以降では、Configuration Manager コンソールの [サイト] ノードから [セカンダリ サイトの復元] のアクションを使用して、セカンダリ サイトを復元できます。 復元中、セカンダリ サイトのファイルが対象のコンピューターにインストールされ、セカンダリ サイトのデータは、プライマリ サイトのデータで再初期化されます。 復元するセカンダリ サイトは、同一の FQDN を持ち、すべてのセカンダリ サイトの前提条件を満たしている必要があり、セカンダリ サイト用の適切なセキュリティ権限を構成する必要があります。

    前提条件チェッカーの詳細については、「前提条件チェッカー」トピックの「Configuration Manager のサイトのインストールと階層の作成」セクションを参照してください。

    セカンダリ サイトのセキュリティ要件の詳細については、「セカンダリ サイトのインストール」トピックの「Configuration Manager のサイトのインストールと階層の作成」セクションを参照してください。

ボリューム シャドウ コピー サービス

サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクは、ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS) を利用してバックアップ スナップショットを作成します。 基本的に、VSS は、記憶域データの特定時点のコピーを定義するために、アプリケーション、記憶域サブシステム、および記憶域管理アプリケーション (バックアップ アプリケーションを含む) の間の通信を容易にするフレームワークです。 サイト サーバー情報およびサイト データベース情報の特定時点のコピー (つまりシャドウ コピー) は、Configuration Manager サイトをバックアップおよび復元するために使用します。 VSS シャドウ コピーを使用することで、サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクでサイト サーバーをオフラインにする時間を最小限にすることができます。 サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクを正常に完了するためには、VSS が実行されている必要があります。

バックアップ対象のデータ

サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクでは、バックアップ セットに次の情報が含められます。

  • Configuration Manager サイト データベース ファイル

    [!メモ]

    サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクでは、サイト データベース ファイルを格納するための NTFS ファイル システムの接合ポイントの構成をサポートしていません。

  • 次の Configuration Manager インストール フォルダー:

    • <Configuration Manager のインストール パス>\bin

    • <Configuration Manager のインストール パス>\inboxes

    • <Configuration Manager のインストール パス>\Logs

    • <Configuration Manager のインストール パス>\Data

    • <Configuration Manager のインストール パス>\srvacct

  • ..\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\SMS レジストリ キー

バックアップ対象外のデータ

サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクは、サイト サーバーを稼動状態に復元するために必要なすべてのものを含むバックアップ セットを作成します。 いくつかの Configuration Manager の項目は、サイトのバックアップに含められないため、通常の処理とは別にバックアップします。 次のセクションでは、バックアップ タスクの一部としてバックアップされない項目についての情報を提供します。

System_CAPS_warning警告

補足のバックアップ タスクの詳細については、「その他のバックアップ タスク」トピックの「Configuration Manager のバックアップと回復」セクションを参照してください。

Configuration Manager サイト システム

一部の Configuration Manager サイト システムは、サイトでエラーが発生したときに簡単に再作成できるサイト データを格納しており、サイトのバックアップ処理時にバックアップされません。 たとえば、配布ポイント、管理ポイントなどのサイト システムのデータをバックアップする必要はありません。 サイト サーバーは、これらのサイト システムでエラーが発生しても、簡単に再インストールできます。

カスタム Reporting Services レポート

SQL Server Reporting Services にカスタム Configuration Manager レポートを作成する場合、レポート サービスを実行しているサーバーでエラーが発生したときに備えて、レポートを回復するためにバックアップ セットに追加する必要がある項目がレポート サービス サーバーにあります。

コンテンツ ファイル

Configuration Manager のコンテンツ ライブラリは、ソフトウェア更新プログラム、アプリケーション、オペレーティング システムなどの展開で使用するコンテンツ ファイルがすべて保管されている場所です。 コンテンツ ライブラリは、サイト サーバーと各配布ポイントにあります。 サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクでは、コンテンツ ライブラリのファイルやパッケージ ソース ファイルはバックアップされません。 サイト サーバーで障害が発生したときに、コンテンツ ライブラリのファイルに関する情報は、サイト データベースに復元されますが、コンテンツ ライブラリのファイルとパッケージ ソース ファイルはサイト サーバーに手動で復元する必要があります。

SQL Server マスター データベース

SQL Server マスター データベースをバックアップする必要はありません。 サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクでは、バックアップ処理の一部として、サイト データベースを SQL Server に復元するために必要なすべての情報がバックアップされます。 SQL Server データベースをホストする新しいサーバーにサイト データベースを復元する場合、元の SQL Server マスター データベースは必要ありません。

Configuration Manager のログ ファイル

サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクは、<Configuration Manager のインストール パス>\Logs フォルダーにあるログをバックアップしますが、一部の System Center 2012 Configuration Manager サイト システムは、他の場所にログを書き込むため、サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクによってバックアップされません。 必要な場合は、これらのログ ファイルをバックアップするための代替の方法を計画します。

Configuration Manager クライアント

System Center 2012 Configuration Manager クライアントは、次の理由から、サイト バックアップ処理の一部としてはバックアップされません。

  • Configuration Manager クライアントを適切にバックアップするには、クライアント サービスを停止する必要があります。 しかし、クライアントのサービスを停止および開始する信頼性の高い方法はありません。 クライアント サービスを停止して開始すると、クライアントのハード ディスクやバックアップ スナップショットにあるデータが破損する恐れがあります。

  • クライアントの数は膨大です。 サイトに割り当てられているクライアントをバックアップして復元するのは非現実的で利点がありません。

  • クライアントのデータを損失しても、あまり大きな影響はありません。

System Center Updates Publisher

System Center Updates Publisher を使用してカスタム ソフトウェア更新プログラムを作成すると、その更新は Updates Publisher データベースに格納されます。 これらのカスタム ソフトウェア更新プログラムの多くは Windows Server Update Services に発行されている可能性がありますが、通常は、カスタム更新プログラムのソースを含む Updates Publisher データベースのバックアップを作成します。

保守モードのサポート

サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクがサイト バックアップを実行するときは、次の重要なサイト サービスを停止する必要があります。

  • SMS Executive サービス (SMS_Executive)

  • SMS Site Component Manager サービス (SMS_Site_Component_Manager)

Configuration Manager サイト サーバーまたはサイト データベース サーバーが System Center Operations Manager クライアントの監視エージェントによって監視されている場合は、重要な Configuration Manager サービスがバックアップのために停止されると、バックアップ プロセスにより、誤ったサービス停止アラートが生成される場合があります。 この問題を回避するには、バックアップ プロセス全体が Operations Manager メンテナンス モードの状態管理を使用して管理される単一のトランザクションとして監視されるように構成します。

クライアント管理の計画

Configuration Manager のメンテナンス タスクの計画

System Center 2012 Configuration Manager のサイトと階層で、サービスを効率よく継続して利用できるようにするには、定期的なメンテナンスと監視が必要です。 定期的なメンテナンスにより、ハードウェア、ソフトウェア、および Configuration Manager データベースを継続して正しく効率的に機能させることができます。 パフォーマンスを最適にすると、エラーのリスクが大きく減少します。

スケジュールして構成したタスクが Configuration Manager サイトおよび階層で実行されるたびに、サイト コンポーネントによって Configuration Manager データベースにデータが絶えず追加されます。 データ量が増加するに従って、データベースのパフォーマンスが低下し、データベース内の空き領域が減少します。 必要なくなった古いデータを削除するようにサイト メンテナンス タスクを構成できます。

Configuration Manager では、Configuration Manager データベースの正常性を維持するために使用できる定義済みのメンテナンス タスクが用意されています。 各サイトですべてのメンテナンス タスクを利用できるわけではありません。既定では、有効になるものとならないものがあり、実行するタイミングを構成できるスケジュールがすべてのメンテナンス タスクでサポートされます。

ほとんどのメンテナンス タスクは、古くなったデータを Configuration Manager データベースから定期的に削除します。 不要なデータを削除してデータベースのサイズを小さくすると、データベースのパフォーマンスと整合性が向上し、サイトおよび階層の効率も向上します。 [インデックスの再構築] などの他のタスクは、データベースの効率性を維持し、[サイト サーバーのバックアップ] などのタスクは、障害回復のための準備を行います。

System_CAPS_important重要

データを削除するタスクのスケジュールを計画する場合は、階層全体でのそのデータの使用方法を考慮してください。 データを削除するタスクがサイトで実行されると、その情報は Configuration Manager データベースから削除され、この変更が階層内のすべてのサイトにレプリケートされます。 これは、そのデータに依拠するその他のタスクに影響する場合があります。 たとえば、中央管理サイトで、探索を月 1 回実行するように構成してクライアントではないコンピューターを識別し、発見してから 2 週間以内にこれらのコンピューターに Configuration Manager クライアントをインストールすることを計画するとします。 ただし、階層内の 1 つのサイトでは、クライアントではないコンピューターを発見してから 7 日後に Configuration Manager データベースから削除するように、管理者が期限切れの探索データの削除タスクを週 1 回実行するように構成しています。 中央管理サイトでは、これらの新しいコンピューターに対して Configuration Manager クライアントを 10 日後にプッシュ インストールするように準備しています。 ただし、期限切れの探索データの削除タスクが最近実行され、7 日以上経過しているデータが削除されたため、最近発見されたコンピューターはデータベース内に存在しなくなっています。

Configuration Manager サイトをインストールしたら、利用可能なメンテナンス タスクを確認し、操作に必要なタスクを有効にします。 各タスクの既定のスケジュールを確認し、必要な場合は、スケジュールを変更してメンテナンス タスクを微調整し、階層および環境に適合するようにします。 各タスクの既定のスケジュールはほとんどの環境に適合しますが、サイトおよびデータベースのパフォーマンスを監視して、展開の効率性が向上するようにタスクを微調整することを考慮してください。 サイトおよびデータベースのパフォーマンスを定期的に確認して、メンテナンス タスクおよびそのスケジュールの効率性が維持されるように再構成することを計画します。

一般的なメンテナンス タスクを実行するタイミング

サイトを維持するために、定期的なメンテナンスを毎日または毎週、タスクによってはより長い間隔で実行することを検討してください。 一般的なメンテナンスには、組み込みのメンテナンス タスク、およびその他のタスク (会社のポリシーへのコンプライアンス対応を維持するためのアカウント メンテナンスなど) が含まれます。

サイトが適切に動作するには、定期的なメンテナンスを実行することが重要です。 メンテナンスの記録として、メンテナンス タスクの実行日、実行者、および実行したタスクのメンテナンスに関連するコメントを記録するようにしてください。

次の情報をガイドとして使用し、各種のメンテナンス タスクを実行するタイミングを計画します。 これらの一覧を出発点として使用し、必要なタスクを追加します。

毎日実行するタスク
毎日実行することを検討できるメンテナンス タスクを次に示します。

  • 毎日実行するようにスケジュールされた事前定義のメンテナンス タスクが、正常に実行されていることを確認します。

  • Configuration Manager データベースのステータスを確認します。

  • サイト サーバーのステータスを確認します。

  • Configuration Manager サイト システムの受信トレイにファイル バックログがあるかどうかを確認します。

  • サイト システムのステータスを確認します。

  • サイト システムに記録されたオペレーティング システムのイベント ログを確認します。

  • サイト データベース コンピューターの SQL Server のエラー ログを確認します。

  • システムのパフォーマンスを確認します。

  • Configuration Manager のアラートを確認します。

毎週実行するタスク
毎週実行することを検討できるメンテナンス タスクを次に示します。

  • 毎週実行されるようにあらかじめ定義された保守タスクが正しく動作することを確認する。

  • サイト システムから不要なファイルを削除する。

  • 必要に応じてエンドユーザー レポートを作成および配布する。

  • アプリケーション、セキュリティおよびシステム イベント ログのバックアップを取って消去する。

  • サイト データベースのサイズをチェックし、サイト データベースの拡張に十分なディスク空き容量がサイト データベース サーバーにあることを確認する。

  • SQL Server のメンテナンス プランに従い、サイト データベースで SQL Server データベースのメンテナンスを実行する。

  • すべてのサイト システムの空きディスク容量を確認する。

  • すべてのサイト システムでディスク最適化ツールを実行する。

定期的なタスク
毎日のメンテナンスまたは週ごとのメンテナンスで実行しなくても良いタスクもありますが、サイト全体の正常性とセキュリティ、および障害回復計画が最新であることを確認することが重要です。 毎日または毎週行なうタスクより長い間隔で実行することを検討できるメンテナンス タスクを次に示します。

  • セキュリティ計画に従い、アカウントおよびパスワードを必要に応じて変更します。

  • メンテナンス計画を見直し、構成したサイト設定に従って、スケジュールしたメンテナンス タスクが適切かつ効果的にスケジュールされていることを確認します。

  • Configuration Manager 階層設計の変更の必要性を検討します。

  • ネットワーク パフォーマンスをチェックし、サイトの動作に影響する変更が行われていないことを確認します。

  • サイトの動作に影響する Active Directory 設定が変更されていないことを確認します。 たとえば、Configuration Manager サイトの境界として使用する Active Directory サイトに割り当てられているサブネットが変更されていないことを確認します。

  • 障害回復計画を変更する必要性を検討します。

  • サイト サーバーのバックアップ メンテナンス タスクによって作成された最新のバックアップのバックアップ コピーを使用し、障害回復計画に従ってテスト ラボでサイト回復を実行します。

  • ハードウェアのエラー、または使用可能なハードウェア更新を確認します。

  • サイトの全体的な正常性を確認します。

組み込みのメンテナンス タスクについて

次の表に、利用可能なメンテナンス タスク、各タスクを利用できるサイト、およびタスクについての基本的な情報を示します。 各タスクおよびその利用可能な構成の詳細については、Configuration Manager コンソールのメンテナンス タスクのプロパティを参照してください。

記号の意味:

√ = 既定で有効

Ø = 既定で無効

メンテナンス タスク

中央管理サイト

プライマリ サイト

セカンダリ サイト

説明

サイト サーバーのバックアップ

Ø

利用不可

このタスクは、重要なデータを回復する準備を行うために使用し、サイトおよび Configuration Manager データベースを復元する必要がある重要な情報のバックアップを作成します。

詳細については、「Configuration Manager のバックアップと回復」をご覧ください。

インベントリ情報のアプリケーション タイトルの確認

利用不可

このタスクは、ソフトウェア インベントリに報告されているソフトウェア タイトルと資産インテリジェンス カタログのソフトウェア タイトル間の整合性を維持するために使用します。

詳細については、「Configuration Manager の資産インテリジェンス の概要」をご覧ください。

インストール フラグのクリア

利用不可

Ø

利用不可

このタスクは、[クライアント再探索] 期間に定期探索レコードを送信しないクライアントのインストール済みフラグを削除する場合に使用します。 インストール済みフラグは、アクティブな Configuration Manager クライアントを持つコンピューターに、自動クライアント プッシュ インストールが行われることを防ぎます。

期限切れのアプリケーション要求データの削除

利用不可

利用不可

このタスクは、期限切れのアプリケーション要求をデータベースから削除する場合に使用します。

アプリケーション要求の詳細については、「Configuration Manager でのアプリケーション管理の概要」を参照してください。

期限切れのクライアント操作を削除

利用不可

このタスクは、Endpoint Protection クライアント操作の期限切れデータをデータベースから削除する場合に使用します。 このデータには、更新された定義のスキャンまたはダウンロードを実行するために、管理ユーザーがクライアントに送った要求が含まれています。

Configuration Manager での Endpoint Protection の管理の詳細については、「Configuration Manager での Endpoint Protection のためのマルウェア対策ポリシーとファイアウォール設定の管理方法」を参照してください。

期限切れクライアントのプレゼンス履歴の削除

利用不可

System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降:

このタスクは、指定した時間よりも古い、クライアント通知によって記録されたクライアントのオンライン ステータスに関する履歴情報を削除する場合に使用します。

クライアント通知の詳細については、「Configuration Manager でのクライアント展開の概要」を参照してください。

期限切れの収集ファイルの削除

利用不可

利用不可

このタスクは、収集するファイルに関する期限切れの情報をデータベースから削除する場合に使用します。 また、このタスクは、選択したサイトのサイト サーバーのフォルダー構造から収集したファイルを削除します。 既定では、収集ファイルのうち、新しい順に 5 ファイルが、サイト サーバーの Inboxes\sinv.box\FileCol ディレクトリに格納されます。

詳細については、「Configuration Manager のソフトウェア インベントリを計画する」をご覧ください。

期限切れのコンピューターの関連付けデータの削除

利用不可

利用不可

このタスクは、オペレーティング システムの展開のコンピューターの関連付けに関する期限切れデータをデータベースから削除する場合に使用します。 この情報は、ユーザー状態を復元する操作で使用されます。 コンピューターの関連付けの詳細については、「ユーザー状態の管理」を参照してください。

期限切れの削除検出データの削除

利用不可

このタスクは、抽出ビューによって作成されたデータの期限切れデータをデータベースから削除する場合に使用します。 既定では、抽出ビューは無効にされ、Configuration Manager SDK を使用した場合にのみ有効にできます。

抽出ビューが有効にされていない場合、このタスクが削除するデータはありません。

期限切れのデバイス ワイプ レコードの削除

利用不可

利用不可

このタスクは、モバイル デバイスのワイプ アクションの期限切れデータをデータベースから削除する場合に使用します。

モバイル デバイスの管理の詳細については、「Configuration Manager でのモバイル デバイスの管理方法を決定する」を参照してください。

Exchange Server コネクタで管理される期限切れのデバイスを削除

利用不可

利用不可

このタスクは、Exchange Server コネクタを使用して管理されているモバイル デバイスに関する期限切れデータを削除する場合に使用します。 このデータは、Exchange Server コネクタのプロパティの [探索] タブにある [次の日数以上、非アクティブになっているモバイル デバイスを無視する] オプションに構成されている間隔に従って削除されます。

詳細については、「Configuration Manager と Exchange を使用してモバイル デバイスを管理する方法」をご覧ください。

期限切れの探索データの削除

利用不可

利用不可

このタスクは、期限切れの探索データをデータベースから削除する場合に使用します。 削除されるデータには、定期探索、ネットワーク探索、および Active Directory ドメイン サービスの探索 (システム、ユーザー、およびグループ) などの方法によって作成されたレコードが含まれます。

このタスクを 1 つのサイトで実行すると、階層内のすべてのサイトのデータベースからこれらのデータが削除されます。

探索の詳細については、「Configuration Manager の探索の計画」を参照してください。

期限切れの配布ポイントの使用状況データの削除

利用不可

System Center 2012 R2 Configuration Manager 以降、このタスクは、指定された時間を越えて格納されている配布ポイントの期限切れデータをデータベースから削除する場合に使用します。

Endpoint Protection の期限切れの正常性状態履歴データを削除

利用不可

利用不可

このタスクは、Endpoint Protection の期限切れの状態情報をデータベースから削除する場合に使用します。

Endpoint Protection 状態情報の詳細については、「Configuration Manager の Endpoint Protection の監視方法」を参照してください。

期限切れの登録デバイスの削除

利用不可

利用不可

このタスクは、サイトに登録されていて、指定した期間にサイトに情報を報告しなかった、Configuration Manager によって登録されたモバイル デバイスに関する期限切れデータを削除する場合に使用します。

System_CAPS_important重要

このタスクでは、Microsoft Intune によって登録されたモバイル デバイスに関するデータは削除されません。Intune によって登録されたモバイル デバイスに関する期限切れのデータを削除するには、[非アクティブ クライアントの探索データの削除] および [不使用のクライアントの探索データの削除] タスクを使用します

Configuration Manager または Intune によって登録されたデバイスのオペレーティング システムについては、「モバイル デバイスの要件」トピックの「Configuration Manager のサポートされている構成」セクションを参照してください。

期限切れのインベントリ履歴の削除

利用不可

利用不可

このタスクは、指定された時間を越えて格納されているインベントリ データをデータベースから削除する場合に使用します。

インベントリ履歴の詳細については、「Configuration Manager のハードウェア インベントリをリソース エクスプローラーを使用して表示する方法」を参照してください。

期限切れのログ データの削除

このタスクは、トラブルシューティングに使用された期限切れのログ データをデータベースから削除する場合に使用します。 このデータは Configuration Manager コンポーネントの操作には関連していません。

System_CAPS_important重要

既定では、このタスクは各サイトで 1 日に 1 回実行されます。 中央管理サイトとプライマリ サイトでは、このタスクによって 30 日よりも古いデータが削除されます。 セカンダリ サイトで SQL Server Express を使用する場合、このタスクが 1 日に 1 回実行されていることを確認し、7 日間非アクティブだったデータを削除します。

期限切れの通知タスク履歴の削除

利用不可

利用不可

System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降:

このタスクは、クライアント通知タスクに関する情報が、指定した時間更新されなかったときに、サイト データベースから情報を削除する場合に使用します。

クライアント通知の詳細については、「Configuration Manager でのクライアント展開の概要」を参照してください。

期限切れのレプリケーション概要データの削除

System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降:

このタスクは、レプリケーション概要データが、指定した時間更新されなかったときに、サイト データベースから期限切れのデータを削除する場合に使用します。

詳細については、「データベース レプリケーション リンクとレプリケーション ステータスの監視方法」トピックの「Configuration Manager サイトと階層の監視」セクションを参照してください。

期限切れのレプリケーション追跡データの削除1

このタスクは、Configuration Manager サイト間のデータベース レプリケーションに関する期限切れデータをデータベースから削除する場合に使用します。

詳細については、「データベース レプリケーション リンクとレプリケーション ステータスの監視方法」トピックの「Configuration Manager サイトと階層の監視」セクションを参照してください。

期限切れのソフトウェア使用状況データの削除

利用不可

利用不可

このタスクは、指定された時間を越えて格納されているソフトウェア使用状況測定の期限切れデータをデータベースから削除する場合に使用します。

詳細については、「Configuration Manager でのソフトウェア使用状況の測定のメンテナンス タスク」をご覧ください。

期限切れのソフトウェア使用状況概要データの削除

利用不可

利用不可

このタスクは、指定された時間を越えて格納されているソフトウェア使用状況測定の期限切れの概要データをデータベースから削除する場合に使用します。

詳細については、「Configuration Manager でのソフトウェア使用状況の測定のメンテナンス タスク」をご覧ください。

期限切れのステータス メッセージの削除

利用不可

このタスクは、ステータス フィルター規則に構成されている期限切れのステータス メッセージ データをデータベースから削除する場合に使用します。

詳細については、「Configuration Manager のシステムのステータスの監視」トピックの「Configuration Manager サイトと階層の監視」セクションを参照してください。

期限切れの脅威データの削除

利用不可

利用不可

このタスクは、指定された時間を越えて格納されている Endpoint Protection の期限切れの脅威データをデータベースから削除する場合に使用します。

Endpoint Protection の詳細については、「Configuration Manager の Endpoint Protection」を参照してください。

期限切れの不明なコンピューターの削除

利用不可

利用不可

System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降:

このタスクは、不明なコンピューターに関する情報が、指定した時間更新されなかったときに、サイト データベースから情報を削除する場合に使用します。

詳細については、「Configuration Manager の不明なコンピューターの展開の管理方法」を参照してください。

期限切れのユーザーとデバイスのアフィニティ データを削除

利用不可

利用不可

このタスクは、期限切れのユーザーとデバイスのアフィニティ データをデータベースから削除する場合に使用します。

詳細については、「Configuration Manager でのユーザーとデバイスのアフィニティの管理方法」を参照してください。

非アクティブ クライアントの探索データの削除

利用不可

Ø

利用不可

このタスクは、非アクティブ クライアントの探索データをデータベースから削除する場合に使用します。 クライアントが不使用としてフラグ付けされたときに、クライアントのステータスに設定されている構成によって、クライアントは非アクティブとしてマークされます。 このタスクは、Configuration Manager クライアントであるリソースでしか動作しません。 期限切れの探索データ レコードをすべて削除する [期限切れの探索データの削除] タスクとは異なります。 このタスクを 1 つのサイトで実行すると、階層内のすべてのサイトのデータベースからそのデータが削除されます。

System_CAPS_important重要

有効にする場合は、[定期探索] のスケジュールよりも長い間隔で実行するようにこのタスクを構成します。 これにより、アクティブなクライアントは定期探索レコードを送信できるため、クライアント レコードがアクティブとしてマークされ、このタスクでアクティブなクライアントが削除されることはありません。

詳細については、「Configuration Manager でクライアント ステータスを構成する方法」をご覧ください。

不使用のアラートの削除

利用不可

このタスクは、指定された時間を越えて格納されている期限切れのアラートをデータベースから削除する場合に使用します。

詳細については、「アラートの計画」をご覧ください。

不使用のクライアントの探索データの削除

利用不可

Ø

利用不可

このタスクは、不使用のクライアント レコードをデータベースから削除する場合に使用します。 通常、不使用とマークされたレコードは、同じクライアントの新しいレコードに置き換えられています。 新しいレコードがクライアントの現在のレコードになります。

System_CAPS_important重要

有効にする場合は、[定期探索] のスケジュールよりも長い間隔で実行するようにこのタスクを構成します。 これにより、不使用かどうかを適切に設定する定期探索レコードをクライアントが送信できます。

探索の詳細については、「Configuration Manager の探索の計画」を参照してください。

不使用のフォレスト探索サイトとサブネットの削除

利用不可

このタスクは、過去 30 日間に Active Directory フォレストの探索方法によって発見されなかった Active Directory サイト、サブネット、およびドメインに関するデータを削除する場合に使用します。 これにより、探索データが削除されますが、この探索データから作成された境界には影響しません。

詳細については、「Configuration Manager の探索の計画」をご覧ください。

アプリケーションの使用されていないリビジョンの削除

利用不可

利用不可

このタスクは、参照されなくなったアプリケーションのリビジョンを削除する場合に使用します。

詳細については、「Configuration Manager でのアプリケーション リビジョンの管理方法」をご覧ください。

コレクションのメンバーの評価

利用不可

利用不可

サービス パックが適用されていない Configuration Manager では、このタスクを使用して、コレクションのメンバーシップの変更箇所を評価する頻度を変更します。 変更箇所の評価は、新しいリソースが追加された場合またはリソースが変更された場合にのみコレクションのメンバーシップを更新します。 詳細については、「Configuration Manager でコレクションを管理する方法」をご覧ください。

Configuration Manager SP1 以降、サイト コンポーネントとして、コレクション メンバーシップの評価を構成します。 サイト コンポーネントについては、「Configuration Manager のサイト コンポーネントの構成」を参照してください。

プロビジョニング済みの AMT コンピューターの証明書の評価

利用不可

利用不可

このタスクは、AMT ベースのコンピューターに対して発行された証明書の有効期限を確認する場合に使用します。

詳細については、「Configuration Manager の AMT プロビジョニング情報の管理方法」を参照してください。

キーの監視

利用不可

このタスクは、Configuration Manager データベースのプライマリ キーの整合性を監視する場合に使用します。 プライマリ キーは、Microsoft SQL Server データベースのテーブル内で 1 つの行と他の行とを一意に区別する、1 つの列または複数の列の組み合わせです。

インデックスの再構築

Ø

Ø

Ø

このタスクは、Configuration Manager データベースのインデックスを再構築する場合に使用します。 インデックスとは、データ検索の速度を上げるためにデータベース テーブルに作成されたデータベース構造のことです。 たとえば、通常、インデックス付きの列の検索は、インデックスが付いていない列の検索よりもかなり速く実行されます。

パフォーマンスを高めるために、Configuration Manager データベースのインデックスは、データベースに保存された流動的なデータと同期を保つために頻繁に更新されます。 このタスクは、50% 以上一意のデータベース列にインデックスを作成し、それ以外の列のインデックスを削除して、データ一意性条件を満たす既存のインデックスをすべて再構築します。

インストール済みソフトウェア データの概要

利用不可

利用不可

このタスクは、インストールされているソフトウェアのデータを複数のレコードから単一の汎用レコードに要約する場合に使用します。 データの概要を使用すると、Configuration Manager データベースに格納されるデータ量を圧縮できます。

詳細については、「Configuration Manager のソフトウェア インベントリを計画する」をご覧ください。

ソフトウェア ファイル使用状況データの概要

利用不可

利用不可

このタスクは、ソフトウェア ファイルの使用状況の複数レコードのデータを単一の汎用レコードにまとめる場合に使用します。 データの概要を使用すると、Configuration Manager データベースに格納されるデータ量を圧縮できます。

このタスクを [ソフトウェア使用状況データの月単位の概要] タスクと共に使用すると、ソフトウェア使用状況測定データが要約され、Configuration Manager データベース内のディスク領域を節約できます。

詳細については、「Configuration Manager でのソフトウェア使用状況の測定のメンテナンス タスク」をご覧ください。

ソフトウェア使用状況データの月単位の概要

利用不可

利用不可

このタスクは、月単位のソフトウェアの使用状況の複数レコードのデータを単一の汎用レコードにまとめる場合に使用します。 データの概要を使用すると、Configuration Manager データベースに格納されるデータ量を圧縮できます。

このタスクを [ソフトウェア ファイル使用状況データの概要] タスクと共に使用すると、ソフトウェア使用状況測定データが要約され、Configuration Manager データベース内のディスク領域を節約できます。

詳細については、「Configuration Manager でのソフトウェア使用状況の測定のメンテナンス タスク」をご覧ください。

アプリケーション カタログ テーブルの更新2

利用不可

利用不可

このタスクは、アプリケーション カタログ Web サイト データベースのキャッシュを最新のアプリケーション情報と同期する場合に使用します。

詳細については、「Configuration Manager でのアプリケーション カタログとソフトウェア センターの構成方法」をご覧ください。

1 このメンテナンス タスクの構成を変更すると、その構成が階層内の適用可能な各サイトに適用されます。

2 このメンテナンス タスクの構成を変更すると、その構成が階層内のすべてのプライマリ サイトに適用されます。

アラートの計画

System Center 2012 Configuration Manager は、タスクを実行したときのオブジェクトのステータスの監視に使用できるアラートを生成します。 アラートは、完了したタスク、タスクの途中のステータス、またはタスクの失敗を示すことができます。

アラートは、Configuration Manager コンソールのいくつかの場所に表示されます。 アラートの完全な一覧は、[アラート] ノードの [監視] ワークスペースにあります。 最新のアクティブなアラートは、関連付けられているワークスペースの [概要] に表示されます。 たとえば、[資産とコンプライアンス] を選択すると、[資産とコンプライアンスの概要] に示されている最新のアラートの一覧が表示されます。 最新のアラートの一覧は、そのワークスペースで新しいアラートが生成された場合またはアラートの状態が変更された場合に必ず更新されます。

アラートの管理の詳細については、「Configuration Manager のアラートの構成」を参照してください。

アラートが生成された場合の対処方法の詳細については、「Configuration Manager のアラートの監視」を参照してください。