[アーティクル]
05/26/2016

Operations Manager を使用したクラスターの監視

発行: 2016年3月

適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager

このトピックでは、System Center 2012 – Operations Manager を使用してクラスター構成のコンピューターを監視する方法を説明します。クラスターサービスの監視については、『Windows Server 2003 クラスター管理パックガイド』または『Windows Server フェールオーバークラスター管理パックガイド』など、使用している管理パック向けのガイドを参照してください。

クラスター内のコンピューターの監視を開始するには、次の手順を実行します。

すべてのクラスターノード (コンピューター) にエージェントをインストールします。
すべてのクラスターノードのエージェントプロキシを有効にします。詳細については、「エージェントレス監視のプロキシを構成する方法」をご覧ください。

[管理] ワークスペースで、クラスターノードは [エージェントで管理] に表示され、クラスターは [エージェントレスで管理] に表示されます。具体的にクラスターオブジェクトを対象としているモニターが管理パックに含まれていない場合、クラスターは "監視対象外" と表示されます。アクティブなクラスターノードのエージェントは、すべての監視を実行します。ノードにエラーが発生している場合、クラスターがフェールオーバーする先のクラスターノードのエージェントが監視を開始しますが、フェールオーバーノードのエージェントは、他のノードのエージェントが以前に監視していた内容 (アラート、状態の変化など) をまったく認識しません。エージェントは独立して動作します。

クラスター上の仮想サーバーを監視する場合、クラスターノードにエージェントを展開し、エージェントがプロキシとして管理されるように構成し、エージェントレスで管理されたコンピューターと同じように仮想サーバーを監視する必要があります。

Windows Server Operating System 管理パックには、クラスター共有ボリュームの検出機能と監視機能があります。

[!メモ]

アクションアカウントが低い特権の資格情報を使用した場合、クラスター検出接続機能モニターとクラスター状態接続機能モニターのアラートが表示されることがあります。この問題を解決するには、Windows クラスターのアクションアカウントに高い特権の資格情報を割り当てます。その方法については、「実行アカウントを作成する方法」の「実行アカウントのプロパティを変更するには」の手順を参照してください。

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