Operations Manager を使用したサービス レベルの目標の監視
適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager
アプリケーションやシステムなどのリソースが利用可能で、満足できるレベルで稼働するように確実に管理するため、企業はサービスの可用性と応答時間に関する目標を設定します。System Center 2012 – Operations Manager は、サービス レベル目標を追跡することで、これらのサービスに関する目標を監視する機能を提供します。
サービス レベル目標は、定義されたサービス レベルのコミットメントを満たしていることを確認するための測定値です。 Operations Manager では、サービス レベルの目標 (パフォーマンスや可用性など、追跡する必要がある複数のモニター) を定義し、そのサービス レベルの目標に対してレポートを実行して、目標を達成しているかどうかを確認します。
これらのレポートの情報を使用して、サービス レベル目標と実際のパフォーマンスの差異を特定することができます。 つまり、問題を認識できるだけでなく、これらの問題が及ぼす相対的なビジネス効果を追跡できます。
たとえば、Microsoft Exchange Server のインスタンスを実行しているサーバー グループがあり、Exchange Server が組織内の電子メール ネットワークに不可欠な場合、95% のサーバーが常に使用可能であるというサービス レベルの目標を定義できます。 そうすると、これらのサーバーの実際の可用性をサービス レベル目標と比較するレポートを生成できます。
サービス レベル目標を追跡するダッシュボード ビューを作成することも可能です。