[アーティクル]
10/26/2015

Operations Manager の個人用ワークスペースの使用

適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager

個人用ワークスペースによってオペレーションコンソールにプライベート領域が確保され、特定のニーズに応じてそれをカスタマイズできます。個人用ワークスペースを使用すると、ワークスペースを整理するフォルダーを作成し、お気に入りビューへのショートカットを追加し、有用な検索を保存し、個人専用表示のビューを作成できます。個人用ワークスペースは、同じ Windows 資格情報でログインするオペレーションコンソールで構成できます。

このトピックには次の手順が含まれます。

個人用ワークスペースでのフォルダーの作成
ビューへのショートカットの追加
検索の保存
ビューの作成

個人用ワークスペースでのフォルダーの作成

個人用ワークスペースには、[お気に入りビュー] と [保存された検索] の 2 つの既定フォルダーが含まれます。追加フォルダーを作成して、ワークスペースをよりよく整理できます。作成する新しいフォルダーはすべて、[お気に入りビュー] の下に作成されます。

個人用ワークスペースでフォルダーを新規作成するには

ナビゲーションペイン内で右クリックします。

[!メモ]

入れ子になったフォルダーを作成するには、子フォルダーを作成するフォルダーを右クリックし、手順 2 に進みます。
[新規] を選択して [フォルダー] をクリックします。
フォルダー名を入力して [OK] をクリックします。

ビューへのショートカットの追加

個人用ワークスペースでは、[監視] ワークスペースの既存ビューにショートカットを追加できます。

個人用ワークスペースにビューを追加するには

[監視] ワークスペースで、ビューを選択して右クリックし、[個人用ワークスペースに追加] をクリックします。
ビューを表示する個人用ワークスペースのフォルダーを指定します。
[OK] をクリックします。

個人用ワークスペースに移動すると、追加したビューがナビゲーションウィンドウに一覧表示されます。

検索の保存

いつでも実行できるように、有用な検索を個人用ワークスペースに保存することができます。

個人用ワークスペースに検索を保存するには

[保存された検索] をクリックします。
[タスク] ウィンドウで、[新しい検索の作成] をクリックします。
[高度な検索] ウィンドウで、検索するオブジェクトの種類を選択します。次のようなオプションがあります。
```
- アラート

- イベント

- 管理オブジェクト

- モニター

- オブジェクト検出

- ルール

- タスク

- ビュー
```
各オブジェクトの種類は、検索条件の一意のセットを表示します。高度な検索条件の詳細については、「高度な検索の使用」を参照してください。
オブジェクトの種類についての表示された条件から、検索対象の条件を選択します。
選択した各条件が [条件の説明] に追加されます。各条件の下線が付いた値をクリックし、値を編集します。値の編集が完了したら、[OK] をクリックして次の値を編集します。すべての条件に値が指定されるまで続行します。
[[お気に入り] にパラメーターを保存] をクリックします。
保存された検索の名前を入力して、[OK] をクリックします。

保存された検索を実行するには、一覧で検索を右クリックして [検索開始] をクリックします。

ビューの作成

個人用ワークスペースに作成したビューは一意のビューであり、既存のビューへのショートカットではありません。 [個人用ワークスペース] ウィンドウでは、オペレータロールを使用して表示を作成できます。 [監視] ワークスペースに表示を作成するには、作成者ロール権限が必要です。

[!メモ]

次の手順の一般的指示はダイアグラムビュー、Web ページビュー、ダッシュボードビューには適用されません。ビュー作成の詳細については、「Operations Manager でビューを作成する」で特定のビューの種類を参照してください。

個人用ワークスペースでビューを作成するには

ビューを保存するフォルダーを右クリックし、[新規] を選択します。ビューの種類はどれでも選択できます。利用できるビューの種類の詳細については、「Operations Manager のビューの種類」を参照してください。
ビュープロパティで、ビューの名前と説明を入力します。ビュープロパティのダイアログボックスには**[条件]** と [表示] の 2 つのタブがあります。

[条件] タブの [関連データを表示] フィールドで、対象の項目を指定します。選択した項目に応じて関連する条件が [状態の選択] セクションに表示されます。詳細については、「ビューのスコープ設定とターゲット設定のガイダンス」をご覧ください。

条件を選択したあとに、その条件値を [条件の説明] セクションで編集できます。
[特定グループに含まれるデータを表示] フィールドでグループを選択し、検索結果をそのグループのメンバーに制限することができます。
[表示] タブで、ビューに表示する列を選択します。列の並べ替えや項目のグループ化の方法を指定することもできます。
ビューの条件と値を指定してから、[OK] をクリックします。ナビゲーションペインに新しいビューが表示されます。

参照

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