TCP ポート テンプレート
適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager
TCP ポート テンプレートにより、TCP を介してアクセス可能なアプリケーションの可用性を監視できます。
Operations Manager 用のエージェントがインストールされているかどうかにかかわらず、どのコンピューター上にあるアプリケーションでもテストの対象となります。 各監視ノードに Operations Manager エージェントがインストールされていなければなりません。
監視プロセス
TCP を介してアクセス可能なサービスにアプリケーションが依存するシナリオで、TCP ポート テンプレートを使用します。 各クライアントを監視ノードとして定義できます。 このテンプレートで作成されるモニターは、定義された間隔で各クライアントからアプリケーションに接続を試行します。 モニターは、各クライアントが正常に接続可能であることを確認します。 アプリケーション自体の可用性だけでなく、監視ノードとアプリケーションの間のネットワーク接続とその他必要な機能も検証されます。
TCP ポート テンプレートで実行される監視
TCP ポート テンプレートで作成されるモニターとルールにより実行される監視には、次の設定を含めることができます。
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監視データの表示
収集されたすべてのデータ、 TCP ポート テンプレートはで使用できる、 TCP ポート チェックの状態 にビューがある、 代理トランザクション フォルダーです。 このビューでは、オブジェクトが各監視ノードを示しています。 各オブジェクトの状態は、該当するノードで実行中の TCP ポート モニター セットの最悪の状態を示しています。 エラーを示すノードがあっても、少なくとも 1 つのノードが正常な場合は、指定したコンピューターにアクセスしている特定のノードでネットワーク エラーが発生しているなどの問題を示していることがあります。 すべてのノードが異常な場合は、コンピューターがオフラインになっているか、指定したポートでアプリケーションが応答していないなど、アプリケーション自体で問題が発生していることが示唆されます。
それぞれの TCP ポート モニターの状態を確認するには、各オブジェクトの Operations Manager ヘルス エクスプローラーを開きます。 パフォーマンス データを確認するには、各オブジェクトの [パフォーマンス] ビューを開きます。
ウィザードのオプション
TCP ポート テンプレートを実行するとき、次の表に示すオプションの値を指定する必要があります。 各表は、ウィザードのページごとのオプションです。
全般オプション
次のオプションは、ウィザードの [全般オプション] ページで使用できます。
オプション |
説明 |
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名前 |
テンプレートに使用する名前。 この名前がオペレーション コンソールに表示されます。 |
説明 |
サービスの説明 (省略可能)。 |
管理パック |
テンプレートで作成されたクラスとモニターを保存する管理パック。 そのサービスをターゲット クラスとして使用して追加のモニターまたはルールを作成する場合は、同じ管理パックに保存する必要があります。 管理パックの詳細については、「Selecting a Management Pack File (管理パック ファイルの選択)」を参照してください。 |
ターゲットとポート
次のオプションは、ウィザードの [ターゲットとポート] ページで使用できます。
オプション |
説明 |
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[コンピューターまたはデバイス名] |
接続先のコンピューターまたはデバイスの名前。 名前か IP アドレスのどちらかを指定できます。 指定する各監視ノードから解決およびアクセス可能でなければなりません。 |
ポート |
アプリケーションがリッスンするポート番号。 |
監視ノード
次のオプションは、ウィザードの [監視ノード] ページで使用できます。
オプション |
説明 |
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1 つ以上のエージェントで管理されたコンピューターを選択 |
モニターとルールを実行するコンピューターを 1 つ以上指定します。 詳細については、「監視ノード」をご覧ください。 |
このクエリの実行間隔 |
指定したコンピューターとポートへの接続を試行する頻度。 |
TCP ポート テンプレートの作成と変更
TCP ポートのデータ ソース ウィザードを実行するには
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管理グループ内の作成者の資格情報を持つアカウントを使用してオペレーション コンソールを開始します。
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[作成] ワークスペースを開きます。
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作成 ナビゲーション ウィンドウで、右クリック 管理パック テンプレート, 、し、[ 監視の追加ウィザードです。
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監視の種類の選択 ] ページで選択 TCP ポート, 、順にクリック **[次へ]**です。
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全般プロパティ ] ページの [、 名前 と 説明 ボックスは、名前とオプションの説明を入力します。
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モニターを保存する管理パックを選択するか、[新規] をクリックして新しい管理パックを作成します。 詳細については、「Selecting a Management Pack File (管理パック ファイルの選択)」をご覧ください。
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[次へ] をクリックします。
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[コンピューターまたはデバイスの名前] ボックスで、接続先のコンピューターまたはデバイスの名前または IP アドレスを入力します。
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[ポート] ボックスに、アプリケーションがリッスンするポート番号を入力します。
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[テスト] をクリックして、上記で指定した接続文字列とクエリを使用してテスト接続を実行します。
[!メモ]
テンプレートの実行に使用しているワークステーションでテストが実行されます。 このワークステーションからコンピューターまたはデバイスにアクセスできない場合は、このテストは失敗します。 テンプレートが完了すると、指定した監視ノードからテストが実行されます。
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接続の検証後、[次へ] をクリックします。
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モニターを実行する監視ノードを 1 つ以上選択します。
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[このクエリの実行間隔] ボックスで、クエリを実行する頻度を指定します。 [次へ] をクリックします。
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モニターの概要を確認し、[作成] をクリックします。
既存の TPC ポート テンプレートを変更するには
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作成者の資格情報を持つユーザー アカウントを使用して、オペレーション コンソールを開きます。
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[作成] ワークスペースを開きます。
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作成 ナビゲーション ウィンドウで、展開 管理パック テンプレート, 、クリックして TCP ポートです。
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[TCP ポート] ウィンドウで、変更するテンプレートを見つけます。
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モニターを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
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必要な変更を加えて、[OK] をクリックします。
TCP ポート モニターと収集されたデータの表示
すべての TCP ポート モニターを表示するには
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オペレーション コンソールを起動します。
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[監視] ワークスペースを開きます。
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監視 ナビゲーション ウィンドウで、 代理トランザクション, 、順にクリック TCP ポート チェックの状態です。
各モニターの状態を表示するには
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[TCP ポート チェックの状態] ウィンドウで、オブジェクトを右クリックします。 選択 開く, 、順にクリック ヘルス エクスプ ローラーです。
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展開し、 可用性 と パフォーマンス 個々 のモニターを表示するノードです。
モニターごとに収集されたパフォーマンスを表示するには
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[TCP ポート チェックの状態] ウィンドウで、オブジェクトを右クリックします。 選択 開く, 、順にクリック パフォーマンスです。
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[用例] ウィンドウで、表示するカウンターを選択します。
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[アクション] ウィンドウのオプションを使用して、パフォーマンス ビューを変更します。