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ビットマップ イメージからパスへの変換

Microsoft Expression Design には、ビットマップ イメージをベクタ パスに変換するオート トレース機能が組み込みまれています。

イメージをパスに変換する

ビットマップ イメージをパスに変換するには

  1. ページ上のイメージ オブジェクトを 1 つ選択します。

  2. [オブジェクト] メニューの [イメージ] をポイントし、[イメージのオート トレース] をクリックします。

  3. [イメージのオート トレース] ダイアログ ボックスで、オート トレースのパラメータを設定します。設定には次のものがあります。

    • [色の数]   最終的なベクタ アートワークで Expression Design が使用する色の数を入力するか、リストから値を選択します。

    • [プレフィルタリング]   ベクタ パスに変換する前にイメージをどれくらい滑らかにする (ぼかす) かを示す値を [プレフィルタリング] ボックスの一覧から選択します。この値を大きくするほど、ビットマップ イメージは滑らかになります。[なし] を選択すると、イメージは滑らかにされず、多くの場合は角張った輪郭になります。

    • [精度]   ベクタ オブジェクトを元のビットマップ イメージと一致させる精度 ([非常に低い] から [非常に高い] まで) を選択します。精度を低くするほど、変換後のパスのノード数が少なくなり、元のビットマップ イメージの細かさは維持されなくなります。

      Cc294517.ba4f050a-3f78-46ba-b5cf-83db721fd2a2(ja-jp,Expression.10).png

  4. イメージを変換するには、[OK] をクリックします。

結果は、元のビットマップ イメージの上部に配置されるベクタ オブジェクトのグループになります。このグループ内の各オブジェクトを操作するには、[グループ選択] ツールを使用するか、[整列] メニューで [グループ化解除] をクリックします。

左側が元のイメージで、右側がオート トレースしたイメージです。オート トレース後の複数のベクタ シェイプが選択されています。

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関連項目

概念

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