次の方法で共有

スライスの作成と削除

  • [アーティクル]

Microsoft Expression Design 2 の新機能を使用すると、ドキュメントに含まれるオブジェクトのセクション ("スライス" ) を作成できます。スライスを使用すると、アートワークの全体ではなく一部をエクスポートできます。各スライスの領域内には、すべてのオブジェクト、レイヤー、ライブ エフェクトが含まれますが、必要に応じてこれらの要素をスライス内で非表示にすることもできます。

スライスを使用し、アートワークを整理された区分に分けたり、さまざまなファイル形式でエクスポートしたりできます。また、Expression Design 2 ワークスペースからスライスをコピーして、開いている別のドキュメントや、Microsoft Expression Blend 2、Microsoft ペイントなどの別のプログラムに貼り付けることができます。

スライス ツールを使用してスライスを作成する

[スライス] ツールを使用して、スライスを作成するオブジェクトの周囲にマーキーを描画します。

[スライス] ツールを使用してスライスを作成するには

  1. ツールボックスで [スライス] Slice tool ツールを選択し (または K キーを押し)、スライスに含めるオブジェクトの周囲にマーキーを描画します。

    Cc294744.alert_note(ja-jp,Expression.10).gifメモ :

    不要なレイヤーは、スライスの作成前に非表示にするか、スライスを作成した後で [プロパティ] パネルの [スライスの編集] で非表示にします。

    Cc294744.df1bd49f-7e69-439b-a9a9-cd9bea83a0f6(ja-jp,Expression.10).png

    [レイヤー] パネルの [スライス レイヤー] に表示される新しいレイヤーには新しいスライスのコンテンツが表示され、青い境界ボックスでアートボード上のスライス領域の場所が識別されます。

    Cc294744.800c9032-4132-40cc-8caf-5e1f5c97fcf6(ja-jp,Expression.10).png

  2. 青い境界ボックスがコンテンツよりも大きい場合、またはオブジェクトの表面領域全体よりも小さい場合は、[オブジェクト] メニューで [スライスをコンテンツに合わせる] をクリックします。

  3. 必要に応じて、その他のスライスを作成します。

Cc294744.96180415-0d4e-454f-81be-366ad718e87f(ja-jp,Expression.10).gif先頭に戻る

ショートカット メニューを使用してスライスを作成する

選択したオブジェクトを右クリックして表示されるショートカット メニューに、スライスの作成が追加されています。

ショートカット メニューを使用してスライスを作成するには

  1. ツールボックスで [選択] Cc294744.959a05a6-5a4b-4b0e-98a3-fb628d2c03a2(ja-jp,Expression.10).png ツールを選択します。

    Cc294744.alert_note(ja-jp,Expression.10).gifメモ :

    オブジェクトが別のスライスの青い境界ボックス内に既に存在し、選択が難しい場合は、[個別選択] Cc294744.a4e92365-1fd6-473c-b727-1487d8a466c9(ja-jp,Expression.10).png ツールを使用するか、[レイヤー] パネルの [スライス レイヤー] の下にある [表示/非表示の切り替え] Cc294744.3e342e41-0093-4150-afc9-309866723da0(ja-jp,Expression.10).png ボタンをクリックして、スライスを非表示にします。

  2. スライスを作成するオブジェクトを選択します。複数のオブジェクトを選択する場合は、Shift キーを押して選択します。

    Cc294744.alert_note(ja-jp,Expression.10).gifメモ :

    別の方法でオブジェクトを選択することもできます。たとえば、1 輪の花のすべての花びらを選択する場合は、1 つの花びらを選択してから、[選択] メニューで [属性によって選択] をクリックし、[塗りつぶし] プロパティなどのすべての花びらが共有するプロパティを選択して [OK] をクリックします。アートボード上で同じ [塗りつぶし] プロパティが設定されているすべてのオブジェクトが選択されます。詳細については、「[選択] メニューのコマンドの使用」を参照してください。

  3. 選択した内容を右クリックして、表示されるショートカット メニューから [選択範囲のスライスの作成] をクリックします。または、[オブジェクト] メニューで [選択範囲のスライスの作成] をクリックします (Ctrl キーと Shift キーを押しながら K キーを押します)。

    Cc294744.47d3b4dc-00a0-446b-b38a-ee743397ffdd(ja-jp,Expression.10).png

    [レイヤー] パネルの [スライス レイヤー] に表示される新しいレイヤーには新しいスライスのコンテンツが表示され、青い境界ボックスでアートボード上のスライス領域の場所が識別されます。

Cc294744.96180415-0d4e-454f-81be-366ad718e87f(ja-jp,Expression.10).gif先頭に戻る

スライスの削除

スライスを削除するには、Del キーを使用します。[レイヤーの削除] Cc294744.37f821f4-af20-487e-8fe3-8f780ff24d73(ja-jp,Expression.10).png ボタンは使用しません。このボタンを使用すると、アートワークの現在選択しているレイヤーが削除されます。

スライスを削除するには

  1. [レイヤー] パネルの [スライス レイヤー] で、スライスを選択します。

  2. スライスが表示され Cc294744.3e342e41-0093-4150-afc9-309866723da0(ja-jp,Expression.10).png、ロックされていない Cc294744.b553394b-65c8-4b76-8526-5fdfe68fb2c4(ja-jp,Expression.10).png ことを確認します。それ以外の場合は、スライスを削除できません。スライスが非表示の場合は、[表示/非表示の切り替え] Cc294744.a708a6c2-5a11-4137-b962-f33438ecf19a(ja-jp,Expression.10).png ボタンをクリックします。スライスがロックされている場合は、[ロックの切り替え] Cc294744.bc1d5d9e-0048-4d04-8efe-c9b571f71a64(ja-jp,Expression.10).png ボタンをクリックします。

  3. Del キーを押します。

Cc294744.96180415-0d4e-454f-81be-366ad718e87f(ja-jp,Expression.10).gif先頭に戻る

関連項目

概念

スライスの移動、切り取り、コピー

スライスのプロパティの変更

クリップボードを使用したエクスポート

スライスのエクスポート